ジンさんの「Tonight」は、たまにじっくり聴きたくなる。

どういうときに聴きたくなるかと言えば・・・。
なんとなく気持ちを何かに委ねて感情のなすままにしておきたいとき。
これはジンさんの声がもつ包容力のお陰なのか安心して気持ちを重ね合わせることができる。
また、ジンさんが個人的に体験した喪失感を癒そうとして作られた歌だからか、聴いていると気持ちが大いに慰められる。
ジンさんの声には「Tonight」に限らず、不思議と癒しの効果がある。これは多くのARMYの皆さんが感じ取っているのでは・・・。ジンペンさんだけが感じる話でもないと思う。
BTSの沼に転げ落ちる前に、BTSの動画のコメントで目を引いたのが、「ジンの声が美しい」「泣ける」「感動する」という内容だった。海外ARMYが多かったように思う。ジンさんの声を聴くとその美しさに感動するという乙女な書き込みに少し引き気味だったが、今ならわかる！
（その上、自らをWWH（ワールドワイドハンサム）と呼ぶあの容姿なのでアイドルとしてジンさんは無敵。）

ホビの入隊時にかけつけたBTSの長男は、自分のときに6人の弟が駆けつけてくれたことを憶えていて、だから、ホビのときも可能なら駆けつけようと考えていてくれたのだろう。グループ内で見送り部隊とお迎え部隊がいる入隊時の記念撮影なんてBTSだけじゃないだろうか。
このときツイッターでみかけたグクペンさんの「グクが入隊するとき一人じゃないとわかって安心した」という呟きがあって、ほんとその通りだなと。

BTSの長男の背中は広い。6人の弟が乗っかってもまだ余るくらい。
そんな長男にも憂いはある（想像）。けれど誰にも見せない。長男だから。
思わせぶりもない。明るさを前面に出す。
ジンさんが軽い気持ちで作ったスーパーツナの動画は明るく楽しい。8500万以上も回ってる。
長男がもつ憂いは彼が歌う声から伝わってくる。そして、それが、なぜか癒しとして作用する。そこが不思議。
それは、ジンさんが自分自身も周りも明るくしようと、瞬間瞬間そういうことに気持ちを砕く人だから。自分の感傷に溺れることを良しとしない人だから（ほぼ想像）。

そういう人が持つ憂いや悲しみの純度は高いのかもしれない。
まざりけのない純粋な思いや気持ちは、聴く人にストレートに伝わってくる。そういうことなのかもしれない。

話を元にもどそう。
とにかく、ジンさんが歌う「Tonight」はいい。何度も聴きたくなる。
ジンさんは歌を通して人生の哀しみや憂いを表現する。詞とメロディを超えてジンさんの声で多くは表現されているように思う。

レコーディングのビハインド動画はこちら↓

[BANGTAN BOMB] Jin, Recording his first ever composition - BTS (방탄소년단)