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ジョングクさんは最高

何が最高って、ジョングクさんが出たシュチタ2本が本当に最高だった!

本編終わって、ゲストのみ残ってスタッフとカラオケ大会(シュチタ番外編)をしているジョングクさんの自由さに心底ヤラレタ。

そしていろいろ納得できたというか、腑に落ちた。
以前にジョングクさんは謎だといいながら考察めいたnoteを書いたことがあるが、なんとなくその謎が少し解けた気がした。

この数日、「セブン」のプロモーションもあり、インタビューやらなんやらジョングクさんのメディアの露出が多く、頭の片隅にずーっといた感じ。なんといっても極めつけは7/28のWEVERSEのライブかも。刺激多めだった。

そのなかでみたシュチタ本編。けれど、ジョングクさんの謎がスルスルと解けた気がしたのは、ホスト役のシュガさんが退勤した後のシュガさん抜きのシュチタの番外編(カラオケ編)のジョングクさんをみたとき。
本当に個人的な自分の中だけの納得に過ぎないのだけど、本編で話したいろいろなことも頭によぎり、あ~そうだったか~、ジョングクさんってこういう人なんだ~と一人で勝手に合点したというか、感動した。

本編では、天才プロデューサー兼作曲家のシュガさんにこれでもかというほど最高級に褒められ、当然ながら「黄金マンネ」と言われ、「天才」といわれ、聞き慣れている誉め言葉のキーワードがオンパレードで、それでも微動だにせず、さらに上を行きたいと、自分で自分が最高だと思える歌手になりたいと淡々と答えていた。このことはセブンのプロモーションでの海外のインタビュアーにも同じように答えていた。最高のポップスターだと自分で思えるポップスターになりたいと。

そのときは、そうだね、そうだねジョングクさんは現状の自分に満足しないどこまでも高みをのぞむ自分に厳しい人間なんだよねと、いつも通りの感想だった。
そしてそう話すジョングクさんの顔のあどけなさに見とれていたし、相変わらずベビーフェイスの丸顔と練習生時代から変わらないキラキラ瞳に、この変わらなさはなんだと不思議な魅力に見入っていた。

ときどき、BTSというグループのメインボーカリストとしての自分の立位置の重責に苦しんでいたであろうデビューした頃の(今もそうかもしれないが)、ジョングクさんの気持ちを思いやると切なくもなった。何かのインタビューでジョングクさんが語っていたが、デビュー前は歌手としてうまくいくんだと楽観的に思っていたら、デビュー後に世の中に歌の上手い人がたくさんいることを知って、もっとうまくならなければと時間がありさえすればボーカルレッスンを熱心にしたと、それでも、時間が足りなくて、日常生活すべてで、お風呂のときでもいつでも常に歌の練習をしていたと。強迫観念に近い状態ではなかったのかと思う。
だから、WEVERSEライブでもカラオケをよくすることや、ちょっとした隙間も鼻歌でくちずさむこと、常に歌を手放さない姿勢は、最初のころはARMYへのサービスかと思ったけど、そのインタビューを読んでから、ジョングクさんの中では常にどんなときでも歌の練習なんだなと思うようになった。。勿論、ARMYたちを楽しませたいという気持ちもあってのこと。

今日のシュチタ番外編のジョングクさんもまさにそれ。加えてスタッフも楽しませようとしている。ジョングクさん自身もそういう歌の練習の場を楽しんでいる。
そうやって周りの人も楽しませながら、自分も楽しみながら、精進の場を常日ごろから設けて、怠らないジョングクさんの大人を感じた。
スタッフの喜んでいる声があふれているし、ミニコンサート会場の様相で、うらやましい限り。気さくに自分の最大武器である歌声を惜しげもなく披露するその愛情の大きさに、なんだか胸を打たれた。
今ふと思いついたのが、吉田兼好の「徒然草」の中にある以下の有名な段、学校の教科書にも載っていた箇所。

 能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知しられじ。うちうちよく習ひ得えて、さし出いでたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ならひ得うることなし。
ーーーーー
現代語訳
(これから芸を身につけようとする人が、「下手くそなうちは、人に見られたら恥だ。人知れず猛特訓して上達してから芸を披露するのが格好良い」などと、よく勘違いしがちだ。こんな事を言う人が芸を身につけた例しは何一つとしてない。)

「徒然草」

芸事に限らず、学問の世界でも全般に通じる話だが、ジョングクさんのことだと勝手に当てはめた。大成する人のお稽古はこうあるべきだという兼好さんの見解だが、そのとおりだと思う。

ここまで前置き。前置きが長くなった。
本編で、ジョングクさんは謙虚な姿勢で6人のヒョンからスポンジのようにあらゆることを吸収したと語っていた。
自分も6人のヒョンに育てられたジョングクさんだと思っていた。
愛情は当然のこと、アーティストとして、人間としての在り方や精神性、常に努力する姿勢や、BTSがもつあらゆる美点的なものを何もしらないあどけない15歳のジョングクさんは一心に受けとめたと。天から降りそそぐ雨をあびるように。それがずっと続いていると。

いや、そうじゃない。
ヒョンたちからジョングクさんへの一方向のみの一方的な影響力というイメージで捉えていたが、そうじゃない。
では、どうして一方向性のみと決めつけてしまったのかだが、ジョングクさんの顔がいつみてもあどけない、邪気のない顔だったからとしか言えない。
幼く見えるからか、錯覚してしまう。
何がそうじゃないと言いたいのかといえば、ジョングクさんからヒョンたちへの影響力もあったのだと。それも多少どころではなく、ジョングクさん発信分が逆に大きかったのではなかったかと思えてきた。
アーティストとして重要なものである純粋性だったり、ピュアな物事の考え方だったり、若いがゆえに保ち続ける純粋なもの。マンネのジョングクさんがより純粋なのはわかる。
でも、なんというか、ただ純粋なだけではないのだということ、ものごとの本質をつく賢さも持ち合わせているということがよくわかった。
そして、ジョングクさんは言語系の人ではなく、直観の人だと。
たぶん、ヒョンたち以上に多くの大事なことに直観で気づける人。人間として頭がいい。
彼が6人のヒョンから得たものは、6人のヒョン各人の美徳を選び取って、そこから影響される諸々を自身に受けいれている。選び取ったその感性が知性にあふれている。
ジョングクさんは受け身ではないこと。真白なキャンパスでもないこと。ジョングクさんが本来から持っている美徳という美しい絵が描かれていたキャンパスの上に6人のヒョンのいいとこ取りをした色彩を加えたというのが表現としてピッタリなのかも。

ジョングクさんは自由だ。いいかえれば大胆だ。なぜそういう行動をするのかわからない突飛な行動をする。傍からみると自由だなと見えるけど、ジョングクさんは純粋で賢いがゆえに、理由があってすべて行動しているのだと思えてきた。だから大胆になれる。
たぶん、嫌なものは嫌だという容赦しない潔癖さもあると思うが、それを拒否するではなく、そういうことに対応する(妥協ではなく)社会性も持っている。ただ、あまり説明はしない。
少し前のアメリカでのWEVERSEライブでのジョングクさんに感じた賢さがあったが、正直そのときは意外だった(失礼な話)。

「セブン」の歌詞は、MVでの歌詞(Clean ver.)とちょっと露骨な表現を用いたExplicit ver.の2パターンがあるが、ライブの中でExplicit ver.のことをダーティーバージョンと言われたときのジョングクさんの反応が興味深かった。
ダーティー(汚い)と言われていったんは傷ついた様子で少し怒ったように見えたが、すぐにアッと思い直して、捉え方はいろいろだねと受け入れたように見えた(勘違いでなければ)。
ジョングクさんの純粋さと賢さ(思慮深さ)が働いたシーンだったように思う。
無償の愛を送ってくれるARMYのことを最大限に理解しようとする愛情返しも半端ないので。

マンネがゆえに、ベビーフェイスがゆえに、甘く見られがちなジョングクさん、本人も自分が賢いということにあまり気づいていない(たぶん)。
でも、自分の直観は信じているので、たぶんそれで間違いなくいける。

自分が考えるジョングクさんという人物像には、ヒョン6人の影響が及んでいないジョングクさんらしい特性があって、たとえば大胆さ、これが一番大きいかも。
タトゥーの大胆さはジョングクならでは。5000万以上のフォロワーがいたインスタの突然の削除だったり、ところかまわずのweverseライブを開始するところとか、どのヒョンからも受け継いでいない。ジョングクさんのオリジナル。
そもそも、どの事務所に入るべきか選択する段階で、弱小のビッグヒットにRM(ナムさん)に才能を感じて選んだこと自体がすごいこと。

ジョングクさんの考えが深いのか浅いのか見えないという謎があったが、なぜ見えないのかといえば、ジョングクさんが説明(言語化)する人ではないからで、わかりづらいのかも。
そして、今回のシュチタで、気が付いたが、BTSのなかで人間として一番深い人なのかもしれない。勝手にそう思っている。
これは、楽しい発見だったし、ジョングクさんの今後がより楽しみとなった。

以上、ジョングクさんの考察の続きでした。

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