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踊るということ

1.CM動画のジミンさん

ジミンさんとシュガさんが出演したPUMAのCM動画(2016/9/29Up)がある。「バタフライ」の曲に合わせてジミンさんが踊るという内容。

白い衣装を着た少年が黙々と踊るシーンがただ流れるだけ。商業用の動画にしては、ダンスシーンが芸術的に表現され、足元のスニーカーも効果的に写されている。
最後にシュガさんが出てきてボソッと以下のセリフをいう。

君が輝く瞬間
この時間が永遠に続けばいい

2.ジミンさんの踊り

ジミンさんの踊りを見ていると永遠に見ていたいという欲求にかられる。
グローバルスターBTSのメンバーのジミンだからではなく、ジミンさんの顔もよく知らず、本名も知らず、BTSもよく知らない、そんななかでYoutubeをみたときに陥った欲求で、その本能のおもむくまま、ジミンさんのファンカムやソロダンスステージの動画を見漁った。
いくら見ても見尽くせないほどの動画で、数日間は少しでも時間があれば見続けたくらい・・・、ほんと凄かった。(まだ見終わっていないが・・・)
当時、ジミンさんがただ話している姿やバラエティ的に振る舞う姿はほぼ知らない状態でただ踊って歌っている姿のみを見ていた。

ジミンさんのダンスが観る者の心を離さないのは、なぜだろう。

3.言語化できない情報量の多さ

言語化できないけど、ジミンさんのダンスからあふれるでてくる情報量に圧倒される。
少しの隙もないそのステージの集中力は、ダンスのどのシーンを切り撮ったとしてもポージングの構図が絵のようにバランスが取れてたりする。
例えば腕の肘の角度、足の膝の角度、腕の伸ばし方、首の角度など、すべての関節の曲げ方も含め理想的すぎる。
もみじのようなあの小さな手すら表情豊かなのだ。
日常のスタイルの管理、各部位の筋肉の管理はこれまで培った訓練で熟知しているに違いないし、緻密に管理しているように思う。そうでないとあの完璧な身体の構図のショットはとれない。本当に絵画のようなジミンさんのダンスだと感心するしかない。
1曲のステージが、バレエの1幕の舞台を観劇しているかのように感じるほど美にあふれている。
ドラマチックなのはジミンさんの身体の動きと表情が最大の要因であり、とてもゴージャスな存在だ。

4.何をみさせられているのか

まずは、音とのシンクロをとることのすごさがある。
その上で、歌・音楽が伝える詩の世界をジミンという人間を通して解釈されたアウトプットが、ダンスや表情に詰まっている。
そういう濃い密度の瞬間瞬間の表現を見ていると、人に見てもらうためのパフォーマンスというより、そこに生命を燃焼させている1人の人間としてのパク・ジミンそのものが顕れてくる、そういう感じ。
音楽に憑依しているようにも見えるが、実は逆で、パク・ジミン本来の姿をみせており、囚われていた何かから解放されたジミンさんなのかと思う。
それくらい、ジミンさんのダンスは凄まじいし、人を捉えて離さない。

5.ソロアルバム「FACE」

もっと関心があるのは、音や歌詞の世界を解釈するジミンさんの内面の精神世界。あのアウトプット(ジミンさんのダンス表現)はジミンさんが昇華させた詩の世界なのだから。
そんなジミンさん、3/24にソロアルバムが発売される。トラックリストも発表された。

「Interlude: Dive」以外の楽曲のクレジットにジミンさんの名前があり、楽しみでならない。
(※ナムさんの名前も「Face-off」、「Like Crazy」、「Like Crazy (English Version)」にあり、仲間がいて少しほっこり。)
タイトルだけを見ると、少しジミンさんが内面を見せてくれるのかと期待。

アルバム「FACE」のトラックリスト

6.最後に

ジミンさんの踊りに特化したnoteを書きたいと思って、4か月前に書き始めましたが、寝かせては修正するを繰り返し、ようやくアップです。
今回はジミンさんの歌唱については触れませんでしたが、BTSの楽曲ではジミンさんの声が曲を引き付けるフックとなっている箇所も多くあります。
ソロアルバムでどういう歌い方をするのかも興味深いです。
ジミンさんについてはあれこれ言いたいことが多すぎて・・・うまく書けないのですが、また、整理してみます。

(※念のためですが、箱推しです。ジミンさん寄りの。バンタン全員好きです。)

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