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『SUGA | Agust D TOUR 'D-DAY' THE MOVIE』を見ていろいろ思ったこと

SUGAさんの映画、D-DAYを見てきた。
ラッパーのSUGAさんがアイドルとしてBTSからデビューしていなければ、こういう公演をして、ヒップホップのラッパーとして、こういう歌手活動をしていたのかもしれない。そう思いながら鑑賞した。
ステージ衣装も普通で地味だし、ダンスするわけでもなく、とにかくラップして、演奏もして、歌い叫ぶSUGAさんがいる、とにかくエネルギッシュだ。
BTSのステージから得られるエネルギーの源の50%は確実にSUGAさんから醸し出されたのかもと思うほど。
お気に入りは、以下。

(あみにさんの動画をお借りします。)

(elisssaさんの動画お借りします。)

BTSで一番の苦労人のユンギさんのステージは、一切ブレがない。
彼が苦労して培ってきた自信と自分への信頼感は揺るぎないものがあるようだ。ユンギさんはそう見える。苦労の証として手にしたものは、そういうこと。簡単に崩れはしない。物事を俯瞰してみる余力さえ与えられる。
「シュチタ」を企画したユンギさんは、BTSメンバーのソロ活、兵役でメンバー不在のこの期間に本当にARMYのために、メンバーのためになる番組として機能していたように思う。

ジミンさん、ジョングクさん、ナムさん、それぞれとのコラボステージを持つソロコンサートもやりきった。

プロデューサーとして腕は誰もが認めるし、楽曲を作らせたら天才、BTSの数々の名曲が浮かぶ。
見ていて一番安心なメンバー。
ユンギさんはそういう印象。

現在のBTSは、BTSメンバー一人一人が、血、汗、涙で築き上げたもの。
その中でも、ユンギさんの血と涙は他のメンバーより少し多かったかも知れない。
そうやって今のハイブを、巨大企業となったハイブを築いたのであって・・・。

その上に、ただ、ふんぞりかえっていい思いしている、いい年寄りが、いい大人(アジュマ、アジョシ)が、BTSのこれまでの苦労と比べたら、ユンギの肩の痛みと比べたら、お金も未来も見えなかった彼らの当時の心労と比べたら、ほとんど些細なことなのに、自分たちだけで解決もできずに、大変だ、大変だと世間に向けて泣いたり喚いたり、みっともない。
世間に泥仕合をみせて、何をしようとしているのか。
ユンギのコンサートを見ろといいたい。
それだけである。

彼ら(子会社含めたハイブグループのプロデューサー兼役員ら)は、芸術家の「げ」も、アーティストの「ア」の字も語る資格なし。
ちゃんちゃらおかしい。

BTSはオリジナルに苦労して、オリジナルに努力して、ここまで来た。
与えられたコンセプト、テーマなんて重要じゃない。
もし、時を戻して、同じテーマをBTSと異なるグループに与えて、ここまで世界のファンダムに育つほど、ARMYとなった人たちを魅了するほどになったかと言えば、断じて否だ。

「花様年華」の深いテーマは、コンセプトとして与えらえる前に、すでに彼は持っていたし、彼らの中に内在していたもの。
遅かれ、早かれ、彼らが開くべきテーマであったから。
「花様年華」のBTSは作られたものではなく、彼ら自身の表現であったから、本物であったから、胸に迫るし、魅了された。多くの人が。

そういう風に捉えている。
何もないゼロの状態からスタートして、「I Need you」だったと思うが、これが最後の曲になると言われながら、ここまで来たのだから。
いろいろな酷い扱いをうけながらここまで来たのだから。

ユンギのコンサートをみて、現在、K-POP界を賑わしている、かまびすしい話題との乖離に改めて気づいた次第。嘆かわしい限り。

(※本noteは、乱暴な物言いが多くなってしまいました。
不快に思われる方がいましたら、申し訳ありません。)


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