見出し画像

火災報知器を鳴らしてしまった

やってしまった。


夕方、娘が牛乳が欲しいと、近くのコンビニに。


あ、片栗粉もつけわすれたと。温める前だったので、フライパンから肉を出して火をとめたつもりだった、、、


帰ったら、、、


台所からうっすらモクモクしてる。


フライパンの火を切ってなかった。


こりゃ、あかんと思って、電源を切って、換気扇をつけた。


我が家は、IHみたいな形のトップでラジエントヒーター。セラミックに電気を通して熱を放出。電源を切っても簡単に冷めない。それが売りなくらい、、、


鉄のフライパンが冷えることなく、ぼっ! て火がでた。


一瞬驚いたけど、フランベでもあるし、、、としばらく見守る。しばらくしたらおさまるかと思った。


火がおさまらない。


蓋すればいいのか?と思ったけど、水いいのか? 蓋は濡れている。


水タオルだっけ、、、と思ったところで


火事です!! 火事です!!


火災報知器が鳴り出した。


我が家は吹き抜けで、煙が2階にいき、2つの火災報知器が鳴り響きだした。


この音で気持ちが一気に焦った。


やばい!消防車がきてしまう!


まずは火を消さなければ!


そう思って、近くの消火器を手にとった。



ピンを抜いたら、消火器から粉が噴射され、フライパンの火は一瞬で消えた。が、消火器の噴射の止め方がわからない、、、、


噴射し続ける消火器。


鳴り続ける、火災報知器。


気持ちが焦る。


とりあえず、消防車くるのを阻止しなければ! あれ、110番だっけ? 119番だっけ?


ちなみに我が家は黒電。


「1」に手をかけまわす。「じゃっ」っとストロークが短い。再び「1」にかけ。すぐ戻る。そのあと、「9」だと思い出してまわす。「じゃーーー」ダイヤルが音を回して戻る。この「じゃーーーー」の音で冷静さを取り戻した。


義宅で余ってた黒電話


なにかしらの雑学できいたことがあったけど本当だった。


消防署の方が電話に出る。


とりあえずこの火災報知器の響く音を止めたい。


「火災報知器をとめたいんです!」
(正式な名前は火災警報器だった)


火がないこと。どこも焼けてないこと。フライパン内の火を消火器でとめたことを伝える。


電話の方は、この119番にかけると 消防車が出動しますとので、別の番号でお話しましょうと。まず火がないことを確認し、説明してくれた。


火災報知器の止め方をきいて、その後の報告も兼ねて 後からかける電話番号を教えてもらった。


火災報知器のとめかたは、紐をひっぱるか、ボタン式を押してとめる方法ときいた。


我が家はボタンを押してとめる方法だった。ボタンが赤く光っててすぐわかった。


2階に脚立をもっていって、2箇所、ボタンを押して 火災報知器はおさまった。


やることはすごく簡単だった。


我が家は普段脚立をリビングに置いている。


家族3人で神棚に手を合わせる時、娘が登る台。


リビングにあって良かったと思った。


火災報知器を止めた後、電話し、謝罪とお世話かけましたと報告をする。


ちなみに、火災報知器はなっても 消防車は出動しないと、その時教えてもらった。


電話を切ったあと、火災報知器が再び鳴り続ける。


それぞれ、2回、3回なった。


すぐボタンを押して、煙を外に出すために窓をあける。


再び電話できいたら、消火器の粉が検知して 鳴ることがあるみたい。


ちなみに、火災報知器が電池式だと、電池切れのお知らせアラームを教えてくれることがあるといっていた。


煙はなくなったが、部屋中ピンクの粉がひろがっている、、、、


娘が床をティッシュで拭きだした。


娘健気

途方に暮れてるわたしに、4歳の娘がティシュをもって床を拭きだした。


娘「綺麗にしなきゃ」


これは終わらない~。そう思ってその場から娘を離した。娘は遊んでたが、ほっとしてか、すぐに寝てしまった。びっくりしたよね。娘よごめん。


ちなみに 娘は最近、避難訓練で習ったようで ハンカチで口元をおさえていた。成長してる姿もみれてほっとした。


部屋がピンクの粉まみれ、、、おっと、、、これはどうやって片づけるんだ?


ネットで調べると、こりゃ大変だ!手間がかかるぞ、、、


まずは仕事中の夫に電話し、報告。


片付けに相当時間がかかりそうなので、帰宅要請。



これ掃除終わるの?
蓋をすれば良かった。。。


でも、一番悪かったことは、主電源を切らなかったこと。一歩遅かったらと思うとぞっとする。


今後のためにフライパンの火がでても消火器使わず消す方法

急いで火を止め、蓋をかぶせる。
上から蓋をかぶせようとすると、炎にあたるので横からスライドさせるように。火が消えたら、温度が十分に下がるまでその蓋をとらずに放置。再び火が出ることも。

濡れぶきんも。水が垂れないようようにしっかり絞る。
水は絶対厳禁! ちゃんとしぼらないと油が飛び散って危険。

消防署の方が、火災報知器の電池切れの話もしてくれた。警報器の寿命は約10年だそう。考えたことがなかった。我が家はあと3年後。


これから毎年、点検をしよう。そう思った。

総務省消防庁HPより


あ、やだ。思い出しちゃった。


私、ザ消火器が見た目がイヤだから、おしゃれな格好良い消火器欲しいなんて思ってた。。。

それ叶うことになってしまった、、、、




 





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?