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【2017年4月29日@再編集】中3弟くんの家庭訪問を終えて感じたこと

こんにちは!!ヒロです。
三連休最終日。本日は『成人の日』
我が家の弟くんも昨日ですが、
成人式ではなく『二十歳のつどい』に
参加してきました。

幼なじみと久しぶりの再会。
ついつい飲み過ぎて酔っ払ったとのこと。
人様に多大な迷惑をかけなければ、とりあえずOK!!

弟くんの成人式『二十歳のつどい』参加のこのタイミングで
改めて子どの達の巣立ち、
子離れ、子育てからの卒業について考える良い機会になりました。

そこで、弟くん15歳・中3の時に綴った気持ちを改めて読み直す事に。
それでは、最後までお付き合い頂きますよう、
よろしくお願いします。

中3弟くんの【家庭訪問】を終えて感じたこと


先日の金曜日、中3弟くんの担任先生による家庭訪問がありました。
今年度、大阪府下の別の中学校より着任された先生。
弟くんが言うには、若い先生、優しそうな先生。
そんな担任先生の来訪を待ちながら、やっぱり緊張はしていた。
(仕事柄、人と話すこと自体、苦手ではないけど)

予定時刻を少し過ぎてから、チャイムが鳴る。
玄関で軽く自己紹介、挨拶を交わし、リビングへと案内する。

『暑い中ありがとうございます』 と、冷たいお茶を差し出す。

時候の挨拶やら何やらもなく、
突然、学校での弟くんの授業態度、様子を話し出す先生。

(ちょっと面食らってしまいました)
(よくよく考えてみると、移動時間も含めて)
(20分では世間話なんてしてる時間ないですもんね(((・・;)) 
(仕事上での営業やら交渉の場ではいきなり本題ってないもんで)


授業に向かう姿勢が素晴らしい。授業の内容がわかる子が、
勉強をするのは普通だけれども、

授業の内容をわからないからと言って、
そこで、諦めるのではなく、
わかろうとして、友達に聴いたり、

先生に質問したりする。
わかりたい、わかろうとする、そんな授業に対する姿勢が素晴らしい、
と仰ってくれた。

さらには、このままの姿勢で頑張ってくれたら
必ず成績は伸びていく、
結果として伴ってくるでしょう。 
と。


本当に嬉しかった。と同時に、
教室で授業がわからないと悩む弟くんの姿が
ありありと、脳裏に浮かんできた。

そして、前の席の仲の良い友達に聴く姿。
授業が終わってから、先生に質問をなげかける姿。

いろんな弟くんの姿が思い浮かんだ。

親の知らない弟くんの世界で、一人頑張っている姿を
想像すると、やっぱり涙が出て来そうになる。

何の涙かわからない。
嬉しくてなのか、悲しくてなのか、

感動したからかなのか、
ホントよくわからない感情。

でも、一つ言えることはこれが「親」の宿命
なんだろうな。

親になった瞬間に、
子どもの巣立ち、いわば別れのカウントダウンが始まる。

その巣立ちを前にした寂しさから来るのかもしれない涙。
今回の家庭訪問でこんな事を感じた。

笑顔で子離れ!!って常々言ってるけど、
嬉しさと同時に、それ以上に寂しい気持ちになるって事
何となくわかった、今回の家庭訪問だった。


このときに
先生が仰ってくれたように、高校受験まで本当によく頑張った。
【わからない】ことが多く、悔しさ・情けなさ、いろんな感情が
15歳の心を駆け巡り、時には父子でぶつかったりもした。

結果、公立高校は残念ながら不合格。
私立高校に行くことになったが、進学先の高校で充実した密度の濃い
時間を過ごすことに・・・。
そして、指定校推薦を勝ちとって現役で大学入学。

あれから5年。
たった5年なのに子どもの成長はあっという間で、
めまぐるしいスピードで生きている、端から見ていてもそう感じる。

そして、そんなスピード感に唖然としながら、
親離れという子どもが少しずつ離れていくこの距離感に
寂しさを感じながらも、安心やら喜びも感じる。

けど本当に寂しさに震えるのは、実際に家を出て行った
その後なんだろうな。

そして、その時期が刻一刻と迫っている。
お兄ちゃんの独立、巣立ちの時が、もう目の前に。

今日も最後までお付き合い頂きまして、
ありがとうございました。m(_ _)m



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