英検準1級に9回落ちた話。

note初投稿です。
この記事では自分が英検準一級に9回落ちて10回目でようやく受かった経験をお話しします。また、英検準一級の対策方法も記事の最後にお話しします。


準一級は簡単だと思っていた当時の話。

「英検準一級は簡単だ!」

余裕で受かると思っていた。

自分が塾業界に入る頃、ちょうど英語の勉強をし始めていた頃でした。
当時は4カ月間で英検準二級、二級、準一級を全て一発合格するという無茶な目標を立てていました。
当時は自分ならできるという自信がありました。
過去に学年最下位レベルから3カ月の受験勉強で、偏差値は50と高くない大学ですが、通常の試験より3カ月ほど先に行う特別な試験で合格した経験があったからです。
しかし、英検準一級は甘くありませんでした。

初めての受験。
リスニングが聞こえない。リーディングが全く読めない。

初めての準一級の試験はcbt形式で金沢まで受けに行きました。
他の受験生に高校生がちらほらいて、準一級って高校生も普通に受けるんだ・・・と少しビビりました。試験が始まると、全く試験対策をしていなかった私は、絶望しました。

リスニングが呪文だったからです。
準二級、二級は中学英語レベルでも辛うじて聞こえました。しかし準一級は当時の自分には異次元でした。
リーディングなら何とかなると思っていたのですが、こちらも惨敗。
おまけに初めての2級受験も対策を前日と当日にするというあまりに試験を甘く見すぎていた結果、不合格になってしまいました。

とにかく必死だった。

当時試験対策はいらないと思っていたのは、高校受験や大学受験の暗記系科目で、ひたすら教科書の内容を詰め込めば合格するという固定概念に当時ハマっていたからだと思います。なので、試験対策はしていませんでしたが、単語暗記だけはがんばっていました。
英語もどうせ単語ゲーだろうと思っていたのです。
四六時中、朝から夜まで単語暗記をしていました。

当時は持病の漏斗胸の手術を終えた後、半年ほど家で仕事をせず休養を取った後だったため、その後しっかりした仕事につくためにスキルをつけようと必死な時期でした。
しかし、今思えば試験対策無しでは英検に受かるのは厳しいですね。

二回目受験から合格までの失敗談

変わらない勉強法。謎のプライド。

準一級に受かるどころか、二級にも落ちてしまったため、先生の面目丸潰れでした。塾の先生にあらず。一か月後にリベンジで2級を受けて合格したものの、その後2,3カ月ごとに準一級を受け続けるも落ち続けました。

その時期は割と忙しかったのか、英検の勉強というよりか、中高生の受験対策の勉強をしていた覚えがあり、対策はほとんどできておりませんでした。
また、相変わらず、かっこつけて対策なしで受かろうという精神がまだ残っていたため、本格的に対策しようとせず、たまに単語帳をアプリでする程度で単語だけを少しづつ覚えていくだけでした。

スピーキングテストだけはがんばった。

とは言うものの、英語勉強開始初期から、英会話上達を目指していたので、スピーキングの練習、いわゆる独り言英会話を実践していたのもあり、スピーキングの点数だけは悪くありませんでした。

しかし、相変わらず他の3技能は伸びず、ただただ時間とお金を消費して、試験日が試験対策の練習になっていました。
正直当時は過去問題をすることがめんどくさいと思っていました。

今思えば、素直に自分のできない範囲を分析し、しっかり対策を行うべきでした。

対策から逃げ、単語帳に逃げる。変わらない試験結果。

当時英英辞書で単語を覚える学習にハマっていました。
英英辞書を読めることは良いことですが、対策から逃げていた自分はジャパンタイムズ出版の英英英単語をなぜか買ってひたすら音読したりしていました。2冊を本で購入した上にアプリ内でも同じ本を購入しました。合計約1万円ほどかかりました。(初級編・中級編を購入)
2冊を読み終えた後、英検受験をしましたが、全く点数は上がりませんでした。

初級編を購入し対策から逃げる。

厳しい現実を見て、目が覚める。対策を開始して約3か月。ついに合格する!

「そろそろ現実を見よう。」

普通に対策を始める。ついに対策本を買う。

年内に合格しなければ・・・今後のキャリアに支障がでると思い、ついに対策を真剣に検討!ネットで合格の仕方を探し始めます!
基本的にはYouTubeで調べていましたが、結局過去問題をすればいいということに・・・

ここで過去問題はめんどくさいという感情がどうしてもぬぐえなかったので、第二の策として「あのシリーズ」を買いました。

点数爆上がり?

買った本は旺文社の英検分野別ターゲットシリーズです。
ちなみに対策を始めた時にやっと英検はwritingゲーだと知り、writing対策本を買いました。ちなみに一級の対策本です。
また、スピーキングも確実に合格するために対策本を買い、日々の学習は長文と単語学習、リスニングの強化をセットでできる、文単を使って、ミッチリ3カ月ほど勉強しました。

英作文の点数爆上がりの本
必勝の対策本

合格時の試験結果

試験結果は1次試験はwriting16満点中12点、苦手なリスニングもpart1は12満点中11点を取ることができました。ちょうどYouTubeの洋画で英会話の勉強もしていたのでその効果もあったと思います。
スピーキングは38点中25点でした。4技能総合スコアは3000満点中2389点CEFRはB2でした。(2022年当時)

次回は英検一級受けます!

結論:英検は対策本で対策をしよう!
(当たり前だ!)

英検の対策は英検対策の本ですればいいです。(笑)

道はまだ続く

現在英語コーチングをしてほしい方を募集中です。このコーチングは今まで自分が英検に費やしてきた英語についての勉強法や、遠回りしない方法で効率よく学習して結果を出していただくためのものです。もしご興味があればSNSまたはblogページ下部の連絡フォームからご連絡ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?