Sunnyが起こした奇跡の話
こんにちは!馬です!
今日は久しぶりに『Sunny いのちの旅』のお話なのです。
少し前のことになってきてしまってるのですが、僕は2022年11月に幻冬舎から
『Sunny いのちの旅』という絵本を出版しています。
この絵本は、仲間の実話を描いた物語です。
本当の話をすべてたびポニーの世界に落とし込んで書き上げました。
仲間の実話、がんと戦う仲間の実話です。すごい題材に挑みました。
〜ある日サニーの頭に命をむしばむツノが生えてきました〜
そう。見た目ユニコーンのサニーのツノは、がんというものをさしています。
ユニコーンってそういうことじゃないから、とか、最初この設定をどうしようか、かなり頭を悩ませました。
できるだけリアルに、でもファンタジーな表現に。
しかし『死』というものはそのまま取り上げています(雲の国に行くという設定のプロットもありました)
見た目かわいらしいキャラクターの絵本ですが、本当の意味はあとがきに書いてあります。共作大村さん本人の言葉で。
一度読んで、後書きを読んだら
「え!?そういう話!?」
と、もう一度最初から読み直したら違った見え方がする、という内容になっています。
そんなサニーがキセキを起こしました。
今回はこのとても大きなキセキをこちらで書かせていただきます。
メールが来たのです。
絵本『Sunny いのちの旅』を読んで、
自分も検査を受けなくてはというきっかけになり、検診に行き、
乳がんが見つかった。
不幸中の幸いで、早期発見だったので手術をして今は順調に回復しています。という内容のメールでした。
サニーに出会えていなかったら、自覚症状が出るまで検査を受けていなかったかもしれなかった。
ということだそうです。
サニーちゃんは一人の命を救いました。
驚きました。
この絵本はちょっとなんというか自叙伝的な要素が多く、自分の物語を書いて、それが一生残る。生きた証として残るんだ!だから書こう!
と思い切って書いた1冊。
まさかそんなことが起きるなんて考えてもみなかったです。
大変感謝をしてくださったのですが、嬉しいのはこちらです。
この絵本にそんな側面があったとは。
ご友人もがんで亡くされたそうで、このお話を友人に届けられたらどんなに良かったかと思ったそうです。
書いた僕らは、実はもう客観的に見れなくなっています。
この作品がどのように評価されるのか?ということは全く予測もつきません。
しかし、このようなことを言っていただけて、こんなキセキが起こせたという事実があって、『Sunny いのちの旅』という絵本を書いて良かったなあ。と思いました。
順調にご回復されているということで安心いたしました。
年度区切りで来年度(2024年4月以降)あきる野と提携図書館3館で実は再び原画展を開催する話が出ております。
『Sunny いのちの旅』を知ってもらうきっかけになることでしょう。
出版してから1年以上が経ち、1130部刷った絵本もあと何冊残っているか把握しておりませんが(実は今のところ売り切ったらそれ以上印刷されません)
まだまだこの絵本の持つ可能性も信じ、こちらも進めていきたいと思います。
実はもう手元には数冊しかありません。
Amazonにはあります
幻冬舎さん、ちゃんと取り上げてもらえた話を宣伝してくださっていた!知らなかった!
今検索してたらメルカリでも売られててびっくりしました。
一端の絵本みたい!
小さな夢、大きな夢、どんどん語って実現する男!馬!(もう人ではない)
原画展!まだまだやるぞ!『Sunny いのちの旅』の進撃はまだ終わってはいない!!
ではまた!
TO BE CONTINUED!!
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