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悪者探しは誰得なのか

いろんな種類の会議や研究会などに参加すると、時折現状への憂いと愚痴、そしてその元凶と思われる人への攻撃があったりする。起きている問題に論点が置かれず、問題を起こした人への攻撃が続くわけですが、一向に解決の兆しが見えない議論となる。

私自身、他人を責めてしまうときもある。一方でそういう心境のときは結構自分の不甲斐なさ、できてなさを相手の問題に置き換え、その責任をかぶっていただいているかのように攻撃してしまっていることがある。ほんとうはその相手を攻撃せずに、そのときに自分のできるベストをつくしていれば問題なかったことだったかもしれないのに。

そう思うようになってからは、極力論点を人ではなく、問題や目的に向ける工夫や議論をするように意識するようになったけど、まだまだうまくはできない。でも少なくとも悪者探しではみんなが傷つき、結果何も解決しないというようなことが多かったけど、論点の置き所を意識することで時間はかかるけど問題へアプローチできることが増えた。

やはり他人の登山方法のアラばかり探すより、登る山をちゃんとみることと、足を滑らさないように、足元をちゃんと確認することはちゃんとしないとなと。もちろんチームで進む時には他人の特徴は理解し、お互いでフォローして一緒に登頂できるようにしていくことが大切だなと。チームで山を登るのにチームメイトの足を引っ張っても誰も登頂できないしね。

写真は本文にまったく関係のない朝の写真(笑)

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