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いのちの重さ:沼津港の自由ネコ達

今朝の事
日課である静岡県沼津市の沼津港の様子を視察して
Instagramなどに投稿しているのだが・・・
本日は、沼津魚市場がお休みの日なのは知っていて
敢えて行ってまいりました。

休日でも
沼津魚市場に描かれる(?)、魚介類の運搬のためのパレットを
使ったアートを観るのが楽しみでもあります。

しかしながら
今日はそれも叶わず、完全にカギが掛かった状態でした。
毎日沼津港に行っては、話をする水産加工会社のご主人のお店も
今日は休みでしたし・・・。

ふと見やると、いつもの自由ネコ(捨て猫)が店の前におりました。
それもいつも通り2-3匹・・・
自動車を停めて観察していると、1匹、2匹・・・と自動車に向かって
足を進めてくるのです。
普段の自由ネコは、ニンゲンが寄っていくと逃げていきます。

これは、きっとご厚意にて餌を出しているご主人を待っているんだなと
思いました。
あれよあれよという間に、5-6匹の自由ネコ(中には1匹の子猫)が
程よい距離間を保って立ち止まっていました。

程よい距離感と書きましたが
これは、ご厚意で毎日餌を出しているご主人の場合でも同じです。
一度捨てられたり、時には何かされたりすることで、ニンゲンに対する
警戒心が身についています。

子猫がと書きましたが、新たに自由ネコ、捨てられたものと思います。
というのも、沼津港の自由ネコ達は、ボランティアの皆様の尽力にて
避妊手術を受けているため、繁殖能力はございません。

避妊手術を受けているかどうかは、耳を見ると一目で解るようになって
おります。
耳が「桜の花びらの様に切れ込みがある自由ネコは、避妊手術済」で
ございます。

いずれにしても、自由ネコ達は待っていたわけです。

ここに捨てた
ニンゲンたちの気ままさから翻弄されている自由ネコ達のいのち。
複雑な想いで、その場を後にした1月22日の早朝。

”日常”の何気ない風景の中に 富士山や沼津港(駿河湾)は溶け込んでいるのが沼津市の”あたりまえ” 沼津市や近隣の静岡東部地区の ”あたりまえ”のものにフォーカスした着地型観光や 体験型観光のツアーを企画、実施しております。