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学校に行けた理由③

いよいよ、学校が始まりました。昨日から。
午前、午後と別れて3時間程度の登校。ラッキーなことに天敵の子と別れてのグループです!やったぜー。会えば、すぐにマウントを取ってくるので、娘のHPは削られていくのです。

みなさんは学校に行けてるでしょうか。
去年の夏休み明けから、不登校になり3か月まるまる休んで、復活した娘の「学校に行けた理由③④」を書きます。(①②は下記からどうぞ!)

③【友達がいてくれたこと】


このnoteでも以前に紹介した【山ちゃん】。野球部でもないけど、イガグリ頭のboy。彼がずいぶん助けてくれた。もともとお世話好きなのかもしれないし、先生に言われたのかもしれないし、理由はよくわからないけど、学校を休みだしてから、週2~3回は遊びに来てくれていたように思う。
それまでは、クラスメイトという認識だったけど、私を見かけては「あいつ、元気にしてる?」と声をかけてくれるようになっていた。娘が学校に行きたくない理由を最初に話したのも、山ちゃんだったと思う。

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時には、お弁当を持って遊びにきてくれた。娘もお弁当箱にお昼をつめて、部屋で一緒に食べていた。ああ、なんて優しいんだろう。山ちゃんママも深くは何も聞かなかった。

山ちゃんにとって不利益もあったはず。娘の味方をするってことは、ボス的な彼女を敵にまわすことでもあって、もしかしたら、その周辺の男子も敵にまわしてしまう可能性もあったかもしれない。

でも、娘にとって良かったのは「男子が敵にならなかったこと」。これはとても大きかった。女子の命令で、とりあえず、ストレス発散に暴力をふるう男子を私の時代にはよく見た。
これは山ちゃんのおかげでもあるし、オンラインゲームのおかげでもあると思ってる。(娘はゲーム好きで、男子と話があう。)

そして、大好きなアニメを通して仲良くなった女子が、ボス的彼女を嫌いだと知ったこと。休んでいる理由はわからないけど、いつも心配してくれる女子がいたこと。この3人にすごく励まされたと思う。

不登校になると、学校の様子がわからない。自分の場所は残っているのか、みんなはどう思っているのか?

そんな日常を山ちゃんは、よく教えてくれた。正直な彼は「そろそろ、来ないと勉強まずいよ。」とか「あいつ、こんなことしてさ。」とかクラスの話もしてくれた。また娘の考えが偏ってしまったときは、「それは違うと思う。」と、はっきり言ってくれる子だった。


腫物に触るようにではなく「普通」に接してくれることは、ありがたかった。私も娘が深く傷ついていると知ってからは、なるべく刺激しないように、気持ちが安らぐように、と思っていたけど、ある程度落ち着いてきたら「普通に接する事」は学校に戻るリハビリの一歩でもあると思う。
悲しいから、辛いから、と言って、なんでもOKではないのだ。

意外とここは見落としがち。

また長くなってしまったので、④は次の記事で!!
ありがとうございました。
今日は午後から学校です。二日目も学校に行けました。





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