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コロナ明けのタイ旅行(バンコク・パタヤ)その4

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2022年4月3日〜4月7日
タイ入国一週間はバンコクに滞在した。やることは毎日同じである。朝は早起きして散歩に出かける。そのついでに朝食探しもする。

滞在したアソークという街は東京でいう新宿のような街だ。朝はビジネスマンの出勤の様子であふれ、昼は大型ショッピングモールがあり買い物客観光客でにぎわい、夜は歌舞伎町のように酒や音楽にあふれ、男と女の出会いもあったりする。



バンコクでの朝食はたいてい「ぶっかけ飯」である。ぶっかけ飯とはひとつの皿に白米を乗せ、まわりに自分の好きなおかずを2.3品乗せて食べる、タイ版どんぶりである。

タイは屋台文化で自炊するより屋台で食事したりテイクアウトした方が安くて便利である。場所やメニューにもよるが、この組み合わせだと40バーツ(約170円)朝食を済ませたら一旦ホテルに戻りシャワーを浴びてその日の目的地へ出かける準備をする。

私の泊まったホテルというかサービスアパートメントはタオル交換や部屋掃除、ベットシーツ交換などが三日に一度だけである。なので一泊2000円と格安なのだが、特に困ることもない。部屋は広いしWi-Fi良好だし、太陽の光が入ってこないので朝日が見えず目覚めた時の時間がわからないが、その分冷房ガンガン効くので快適だった。なによりアソークはなんでもある街。駅から徒歩10分以内のホテルは皆5000円以上するので欲を言ったらバチが当たる。

午前中はおもに大好きな市場めぐり。国内外問わず旅先では必ず市場を訪れる。そこの地のものを手に入れたりその地域の人が何を食べ何で暮らしているのか見えるからである。 


3日は日曜日だったのでバンコク北部のチャトチャックにあるウィークエンドマーケットの開催であるが、あいにくこの日は雨。傘をさすと視界が悪くなるため、近くの半屋内のオートーコー市場へ。ここはバンコクではやや高級感あるが、その分清潔感があり東南アジア独特の不衛生な店が苦手な人でも安心して購入できる。

昼の過ごし方はもちろん日によって異なるが、特に出かけなければ暑さしのぎのためマッサージを2時間、全身と足だけをそれぞれ1時間ずつ。最近はタイでも物価高騰で昔ほど安くはないが、それでも1時間150バーツ(650円)のマッサージ屋がまだあった。マッサージをする人は安い給料のためチップを渡すのがマナーなので、1時間あたり100バーツは渡すようにしている。仮に1時間やってもらったとして合計250バーツ(約1100円)これを一日おきにしてもらうためにタイに来ているようなものだ。

別の日だが久しぶりのバンコクなのでぶらぶら観光をしてみた。ちょうどこの記事の下書きをしていた時「イッテQ」で出川イングリッシュをテレビ放送していた。いつもなら英語圏だが今回は初の非英語圏タイ・バンコクをやっていた。そして一件目のお題でまさに「ワットパクナム」をやっていた。ここは日本人にも人気のインスタ映えするお寺である。

さすが人気スポット、日本語で案内が書いてあった。ちなみにワットパクナムは千葉の成田空港近くにも日本分院がある。

夜は毎日出歩いていた。ナイトマーケットと繁華街を一日おきに。ナイトマーケットはバンコクの至る場所で開催されているが、中心地や観光客でも行けるのは前回紹介した「ジョッド・フェアーズ」はまわりやすい。少し前までは行きにくかった「シーナカリン鉄道市場」も最近鉄道が開通して駅が出来たので行きやすくなった。バンコクでのおすすめである。

繁華街とはバンコクにはゴーゴーバーという女性がお立ち台に上がりダンスをするバーがある。以前にもここでゴーゴーバーについて語ったが、女性を外に連れ出してデートやそれ以上?のことも人によっては可能である。

私はゴーゴーバーも行くのだが、少し音楽が大きくて話し声が聞きにくいので、バービアという日本のキャバクラみたいな場所は行く。女性をつけて飲むのはもちろん、一人で飲みたければそれも可能だ。そこが日本と大きく違うところだ。一人で飲む分には自分の酒代だけなのでさほど金はかからない。

バンコク滞在中は一日おきでこのナナプラザというゴーゴーバーやバービアの密集体にやってきた。おそらくバンコク在住日本人で知らない者はいないと思われる繁華街である。

この中にあるバービアが全体を見渡せるのでよく通った。一人で飲んでいるとたまにバーの女性が話しかけてくる。もう一杯いかが?と。そこに日本語でこんにちは!と話しかけてきた女の子がいた。彼女は24歳、昼はOLで夜にバイトでここで働いている。日本語が少しできたのはここ自体日本人客がたくさんいるからもあるが、彼女自身日本に研修で数ヶ月滞在経験があったからだ。

私は正直英語もタイ語もあいさつくらいしかできない。深い話はできないので会話が弾むということはない。しかし彼女は日本語も少しでき英語も問題ないので、2時間ほどいたが会話が途切れることはなかった。日中も別の仕事があるので連れ出すことは難しかったが、バンコク最終日は食事に出かけた。タイ人は日本人同様やさしい人が多い。こちらがふざけた態度や見下すような姿勢でなければ楽しく過ごせるのがいい。

入国した時は緊張の連続だったしまだコロナが収まったわけではない。緊張感が緩んではいけないが、バンコクを歩いてみて今までとなんら変わりない雰囲気に少しずつ帰ってきた感がよみがえってきた。

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