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コロナ明けのタイ旅行(バンコク・パタヤ)その2

今回はタイへ出発の日です。
前回記事↓

2022年4月1日
いよいよ2年半ぶりのタイ旅行の日が来た。

この頃海外に出発する72時間以内のPCR検査証明書が
必要だったが、なんと4日前にそれが廃止になるという
強運に恵まれた。しかし私は地元の検査場で予約を入れ
しかも無料だったので念のため受けてみた。
どちらにしても陽性だとタイには行けなくなるのだから。

無事検査は陰性。これによりタイ入国が可能になった。
だがしかし、バンコクでまた検査が待ち受けている。
そこでアウトだと10日間ホテル缶詰めになってしまう。
まだまだ油断はできないのである。

成田空港からZIP AIRにて出発。
ZIPはコロナ禍に開業したLCCである。
JAL系列で機材もJAL時代のボーイング787をLCC仕様に
レイアウト変更した、個人的に好きな機材である。

通常タイ行きの航空会社はタイ、JAL、ANAであるが
めっちゃ高いので夕方発のZIPを選んだ。
これがなんとWi-Fi付きなのだ。
飛行機上でLINEのやり取りができたのは感動した。

成田を17時に出発、7時間の飛行時間で
ほぼ定刻通りタイ時間22時(日本時間24時)
バンコク・スワンナプーム空港到着。

先程2年半ぶりのタイ旅行と書いたが
タイ・バンコクには国際空港が二つあり
私が前回利用したのはもうひとつのドンムアン空港。
LCCユーザーにとってのホームグラウンドであり
スワンナプーム空港は私のような貧乏リーマンは
3年ぶりであり少し緊張感があった。

連絡通路には椅子がたくさん並んでいた。
これはPCR検査などで入国前のチェックするためのものである。
幸いにも私はここには座らず簡単なチェックにて入国できた。

さほど入国手続きに時間はかからず
荷物を受け取り送迎の運転手と合流。
ホテルへ向かう途中にPCR検査のため病院へ行くと告られる。
いよいよタイ入国最大の関門がやってきた。

バンコクには何度も訪れたので
今どこを走っているかはわかるつもりだが
病院がどこかさっぱりわからないし
どうやってPCR検査を受けるのか全くわからずで、
とても不安になった。ある場所に停車すると
突然窓が開き全身白衣の看護師が何かを持って現れ

「鼻!」「口!」

とPCR検査のための綿棒を突っ込んできた。
人生2度目のPCRだったが、やはり慣れない。
おえっ!ってなる。

あっという間に終わり、数分後隔離ホテル到着。
バンコクの中心地アソークの繁華街ソイカウボーイ近くのホテル。
車から降りた時にその雰囲気だけ感じたが、
促されるようにホテルに導かれる。
チェックインがまためんどくさく、
スマホに位置情報把握するためのアプリを入れられる。

やっと隔離滞在の手続きがおわり本当の
チェックイン。時刻はすでに0時を回っていた。
部屋は一人用のベッドがあるそれほど広い部屋ではないが
最低限のものは揃っていた。だが外が見られず
隔離されてる身としてはストレスが溜まりそうな部屋だ。
機内で寝ていたので眠気はなかったが、
空港に降りてから慣れない作業や検査がありすぎて
ホテルまでは車移動なのにかなり疲れた。

通常深夜0時にチェックインしてもタイの夜はにぎやかで熱い。
余程体調不良でもなければ夜の街に出歩いて飲んだり女の子のいる店に
出かけたりするのだが、ルール上それはもちろんできない。
いやルールがOKであってもとにかく疲れた。
シャワーも浴びずベッドで横たわるとそのまま寝てしまった。

はじめてタイに来た時もこんなに不安になることはなかった。
知らないことはあっても、次々と面白いことが現れる。
しかし今回は予測がつかないことばかり。明日どうなるかもわからない。
おれ何しに来たんだろう。と、ちょっと思ってしまった。

(その3へつづく)

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