仕事をズル休みした経験ありますか？

ここでいうズル休みを少しばかり書いてみます。

• 今日突然休んだ

• 仕事ができる体調・精神状態ではあるが行きたくなかった

• 家族やほかの誰かのためでなく、１００％自分のため

• 自分が休むことで多少影響が出そうな環境であること

私は前の会社を２０数年働いていたが、記憶にあるのはたった１回。
会社に入ったばかりの時、先輩に体調が少し悪かったり仕事するのかったるいなーと思ってもとりあえず出社しろ。それでも体調が悪かったり働く気持ちになれないなら早退なり休むなりすればいい。その程度で有休つかうのもったいないだろ？有休は自分の時間のため、家族のために使うものだと持論を話された経験があった。

新型コロナを経験した今ではそのような考え方はできなくなったけど、その頃は私も旅行に出かけるのが好きでそのための有休だったから賛同していた。有休のためと考えると無駄使いしたくないからズル休み、サボるということをしなくなったのである。

しかし、一度だけサボった話をしようと思います。

①ズル休みした日の状況

平日
健康状態は良好。むしろかなり精神面でも良好だった。この日はいつもより30分以上早く家を出て出勤しようとしていた。仕事での約束予定はなし。出社してからの状況次第。ここ数日トラブルもなく順調。ただ単調な日々が続き退屈だと感じていた。

早く出勤ではなく会社行く途中でカフェでも入って心の贅沢というか、余裕を持って今日一日を迎えたいと考えていた。

②いつズル休みを思いついたか

個人情報バレバレだが、最寄駅がJR武蔵野線の駅で、いつも通り出勤しようとしたが普段乗る電車より早く着いてしまい、目の前の電車がしもうさ号大宮行きという、武蔵野線で一日3編成しかない行き先の電車が来てしまったので。完全に思いつきである。

武蔵野線というのは府中本町から西船橋までの首都圏をぐるっと大回りで走る路線である。東京方面ディズニーリゾート方面、または幕張メッセのある海浜幕張まで運行しているが、大宮という大きなターミナル駅は武蔵野線にはないのだ。貨物線を使ってわずか数便の珍しい電車なので思いつきで終点まで行ってしまった。

③休んで何をしたのか

前述の武蔵野線しもうさ号が大宮までどういった経路で走って、どんな車窓が見られるのか気になったのでそのまま乗車。武蔵浦和を過ぎると突如一般の走行線路から外れ、どこかへ向かいだす。貨物専用線路だった。上を走る東北新幹線・埼京線に合流するのかと思いきや、まったくの別風景で不思議な風景をしばらく走行、いつのまにか宇都宮線と並行して走りそのまま大宮駅へ到着。

その後は大宮の街をうろつき、別の路線で鉄道の旅を続行。家族に内緒でズル休みをしたため、夕方くらいまで時間をつぶして適当な時間に帰宅。家族には普通に仕事行ったていで帰宅後も過ごした。

④会社にはどう連絡したのか

大宮駅に着いたのが８時半ころだったため、駅近くで会社に電話。３８度の熱があり迷惑をかけてしまうとウソ報告。当時の会社ルールでは
３８度以上の熱がある場合は自宅で様子見のためあっさり了承される。コロナ前であったため病院に行けとかこういう手順で証明を取ってこいとかもなかったため、一日完全にフリーとなった。

⑤翌日会社ではどうなったのか

上司や同僚から体調はどうだと心配されるが、もともと仮病のため体調は悪くない。ご迷惑をおかけしましたと軽く謝罪してから通常勤務に入る。それ以降特に問題なし。影響もさほどなかったように感じた。

⑥ズル休みをしてどう感じたのか

珍しい電車に乗りたくて思いつきで休んでしまったが、一日を通してうーん、やはりズル休みはすべきでなかったなと多少の罪悪感を覚える。

ただこの日が繁忙期でなかったこと、お客様に迷惑をかけていなかったこと、休むことで自分の首を絞めることにならなかったことがズル休みを決行するキッカケなのは間違いない。

ズル休みで思いつきのように見えるが、実はこういう状況ができたら休んでやろうという考えは頭の片隅にはあった。

⑦まとめ

できればズル休みなどせず計画的に休暇を取得した方がいい。ただ人間その日になって体の調子がおかしくなることはよくあること。無理して仕事行ってかえってひどくなることは避けたい。自分自身を一番大切にして欲しいのである。