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コロナ明けのタイ旅行(バンコク・パタヤ)その1

今日からコロナ明け最初のタイ旅行編
をお送りしたいと思います。
2022年4月に一か月かけて旅行
した様子を7~8回に分けて記事にする予定です。
現在土曜日のみタイや海外旅行記を
すると以前発表していますが、別の曜日にも
更新するかもしれません。あらかじめご了承ください。

【出発前】

2022年3月
私は20数年つとめていた会社を
2月いっぱいで退職した。
理由はいろいろあるが、以前から辞めたいなと
ずっと思っていて、辞めるタイミングになった。
それがこの時期ということだった。
その点については今回の趣旨と違ってしまうため
また別の機会に記事にする予定です。

会社辞めたら1か月タイに出かけよう。
実はこれより数年前から考えていたことだった。
以前にも会社の配置換えにより会社を辞めようと
考えたことがあり、その際はちょうど勤続20年の
特別休暇を取得して2週間タイに旅したのだった。

2週間海外旅行なんて現役会社員がなかなか
経験できることではなく、とても思い出に残る
楽しくて有意義な休日であった。
その経験がもし次に辞めるような状況になったら
一か月出かけよう。それまではとにかく頑張ろう。
それが会社務めしているモチベーションだった。
情けないことに定年までもたなかったのだ。

2022年3月はまだコロナも落ち着くどころか
オミクロン株という皆さんも記憶にある新種のウイルスが
世に出回り海外旅行などという雰囲気ではなかった。
もちろん私が会社員だったらそんなことは許される
状況ではなかったし、行きたいから辞めたわけでは
もちろんないが、辞めたらだれも私の行く手を阻む
ものがなかったため、迷いは全くなかった。

しかしコロナ禍での海外旅行は簡単なものではなく
日本を出国する前、帰国時にはPCR検査は必須だったし
タイに入国出国時ももちろんあった。
数えたらこの一か月間で4回とタイ滞在時に簡易検査の
報告が一回あり、計5回あった。

一か月だから我慢できたが、4~5日の短期滞在なら
それこそ毎日検査である。当時の状況を考えたら
普通の感覚ではまず行かない。

そんな状況でも行く人間なので
お察しいただければ思います。。

タイに入国するには当時タイランドパスという
入国許可みたいなものをweb上で申請する必要があった。
そこでは海外傷害保険が何万ドル以上とか
ワクチン3回以上接種を証明するもの
(いわゆるワクチンパスポート)
その他もろもろの証明書を3月中に揃えた。

正直めんどくさい。
しかもタイ入国日当日はPCR検査を受けて
そのまま一泊隔離指定ホテルに隔離されるのである。
コロナ前の気軽に旅していた頃を知っているだけに
この時期の海外ってものすごくハードルが高かった。

それでもコロナ禍でのストレスは半端なかった。
それは世界中の人が感じたことかもしれない。
YouTubeでのタイの動画を見ても
観光客がいないのだから楽しそうに見えない。
それでも、今の日本より居心地がいいに違いない。
私は出発日の4月1日まで準備に余念がなかった。

一ヶ月の内訳は到着日から一週間はバンコクに滞在
その後パタヤに移動して三週間滞在
帰国直前にバンコクに戻りPCR検査を受けて帰国。
なぜ一ヶ月間というと、日本人が単純にタイに
ノービザで滞在できる期間が最大一か月だったからである。

三ヶ月まで許されるなら三ヶ月いるつもりだった。
ただ当時から父の体調があまり良くなく介護を
していたため、一か月というのはちょうどよかった。

久しぶりのタイ旅行に楽しみしかなかったが
数少ない不安材料はパタヤがゴーストタウンみたいになっていたこと。
バンコクはどんな過ごし方もできる街だが
パタヤは夜遊びの街。夜が寂しかったら
まさに何のための滞在か。
でも私はパタヤバカであり、どんな楽しみ方もできる自信があった。
前向きに捉えていたので、何とかなるだろう。

そんなわけで、4月1日。
エイプリルフールがタイ旅行始まりである。

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