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私とサッカー③

前回の投稿から少し期間が空いてしまいました。
引き続き、私自身の振り返りをしていきたいと思います。

前回の投稿では、社会人1年目の途中までを
振り返っていました。
今回はその続きからになります。
前回までの投稿も載せておくので、
こちらも見ていただけると嬉しいです!


  • 行動そして挑戦

社会人になって様々な疑問を抱えながらも動き出すことができなかった私ですが、ちょうど2021年になった頃、ようやく動き出すことになります。

動き出すきっかけになったのは、
新年になるということもありましたが、
年末年始に地元の友人たちといろんな話をしていくなかで、動き出す勇気をもらえたことでした。

しかし、いざ始めようと思っても
何から手をつけるべきなのか?

そこでまずは、自分のことを知る。
そしてやりたいことはなんだろうか?
そんなことから考えていくことにしました。

自己分析、働き方、やりたいこと、
いろんな本やネットを使い、
一つ一つに向き合いながら考えました。
こういうことは、「就職活動の時にもっと真剣にやっておくべきだったんだろうな」と思いましたが、実際に社会に出て、働いているという経験があったからこそ、自分のことをより深く見つめ直すことができたと思います。

これらの取り組みの中で、
ゆっくりと時間をかけて考えましたが、
やはりというべきか、
たどり着くところは「サッカー」でした。

では、サッカーをどうしたいのか?

サッカーをしたいのか?
サッカーを伝えたいのか?
サッカーを支えたいのか?
サッカーを応援したいのか?

サッカーにどう関わることが
今の自分が一番やりたいことなのかを
考えました。

その結果、、、

「サッカー選手でありたい」


正直、こうなることは自分でも
わかっていたような気がするし、
「これしかないだろうな」とも思っていました。


それでもこの自分を見つめ直す時間で、
私という人間を再定義することができました。

自分の答えであるサッカー選手



次にサッカー選手としてどう在りたいか
ということを考えました。

そうして出てきた答えが、、、



もっとサッカーに向き合う時間を増やす
上を目指していく向上心のあるチームでのプレー
サッカーが上手くなりたい

この考えをもとに、
チームを探していくことになります。

しかし「こんなサッカー選手でありたい!」
と言っても
私のこれまでの経歴や成績には
目立ったところもなく、
実際に自分がどのレベルであるのか、
全くわからないことだらけでした。
そこで私が目指す目標としたのが、
冬の時期に開催される合同セレクションでした。

このセレクションで自分がどのくらい
できるのか。
チームを探すことを目的としつつ、
自分の力量を見たい。
そんな思いがありました。

実際に参加するセレクションまでは少し時間があったため、これまで以上にサッカーへの意識と身体のケアを行いながら準備を進めました。


  • セレクション

セレクションが開催されたのは
2022年の1月でした。
約2か月前のことになります。
場所が関西方面での開催だったため、
北九州から前日に移動をしました。


正直、ものすごく怖かったです。

これまで積み上げてきたものが、
否定されるかもしれない。
ここでダメだったら、
そのあとの自分はどうなってしまうのだろうか。

家を出る時も
新幹線に乗る前も
当日にホテルから出る前も
「やっぱり辞めてしまおうか」
と逃げ出しそうになるほど、怖かったです。

それでも自分のやってきたことが
どれだけ評価されるのかを見てみたい。
なりたい自分になれる可能性を掴みたい。
そんな想いを頼りにセレクションを受けました。

セレクションではいつもと違うポジションでの
プレーでした。
試合時間は25分ハーフ。
少ない時間ではありましたが、
いくつかの自分のプレーが通用すること、
さらに伸ばすべき部分、自分に足りていない課題を見ることができました。
そしてあんなに不安、恐怖、緊張を感じていたのが噓だったかのように、ゲーム開始の笛が鳴ると完全にサッカーに集中し、楽しんでいる自分がいました。


セレクションの結果は、
いくつかのチームに声をかけていただきました。

  • チーム決定

セレクションを終えて、声をかけていただいたチームの方と連絡を取りながら、どのチームに加入するのかを考えました。

その中でも、
南紀オレンジサンライズFCが私の中で
1番心惹かれるチームでした。


実は、このセレクションを受ける前から
南紀オレンジサンライズFCが
選手を募集していたこと、
2022年から始動すること、
そしてクラブとしての目指すべき場所などは
知っていました。
初めからこのチームの選手募集に応募することもできましたが、
自分の実力を見たいという想いからセレクションを受けるという選択をしました。

そんな中で、実際にセレクションで南紀オレンジサンライズFCから声をかけていただき、話を聞けば聞くほどにワクワクしてくる自分がいました。




チーム選びの決め手は、

どのチームに自分が1番ワクワクしたかでした。



「これで決まりだな。」
そう思っていたのですが、
ここで再び不安になりました。

これだけの想いを持って、
準備をして挑戦したセレクション。
そして自分のプレーが認められ声をかけていただいたこと。
自分が望んでいたものが
すぐそこにあるにもかかわらず、悩みました。

本当にこの道でいいのか?
大丈夫なんだろうか?
家族、友人、仲間、会社の人、
これまで自分を支えてくれた人たちは
この選択をどう思うのだろうか。

今回の挑戦は誰にも伝えずにやってきました。
今まで様々な選択をしてきたつもりでしたが、
どこかで誰かに背中を押してもらったり、
手を差し伸べてもらって選択した
道ばかりでした。

だから、どこかで自分の本音を隠して、
自分の好きなこと、本当にやりたいことを
心に閉じ込めていたような気がします。
そういう想いがあったからこそ、
今回は自分で決断したかったし、
自信を持って「俺はこの道に行く!」
と言いたかった。



でも無理でした。

約1週間考え続けました。


「行こう!」「やめておこう」
この2つがずっと行ったり来たりで、
自分の中でもいっぱいいっぱいでした。

ついに自分1人では抱え込むことができず、
両親や友人に話をしました。
これまでの自分の想い、好きなこと、やりたいことを口に出すことは
本当に怖いことでした。
伝えたいことは
決まっているはずなのに、なかなか声にならず、
それでも何とか話すことができました。

両親、友人はしっかりと受け止めて、
そして最後は背中を押してくれました。
そこでようやく
私は進む道を決めることができました。

その後は、友人、仲間、先輩、会社の人
いろんな人に話をしました。
毎回、話すときには怖いと感じることばかりでしたが、いくつかの心配とたくさんの背中を押してくれる声、熱いメッセージをもらいました。

結果的に「自分で決断する」
ことはできませんでしたが、
古賀洋之という1人の人間がたくさんの人たちに
支えられていることを強く感じました。
今、この道に進んでいられるのも本当にたくさんの人たちの支えがあってのものだと思います。

今まで自分の心にある強い想いを
閉じ込めて生きてきた。
そんな私が、「挑戦しよう」と思えたのは、

本当に今、
このタイミングだったからこそだと思います。


これが「やりたい!」「やってみたい!」
そう思うことは誰しもたくさんあると思います。
それは一時的なものかもしれない。
時間、お金、世間体、立場。
いろんな問題があると思います。
でも同じことでその感覚が何度もくるのなら
それはやるべきだと思います。

私自身も「サッカーがしたい!」「サッカー選手になりたい!」という想いはこれまでずっと想い続けてきたことでもありましたし、何度もその想いを隠して、閉じ込めていました。
それでも心に溜め続けた想いを
そのままにせず、行動した。

自分でも驚いています。

でもそれだけの想いがあったことは、
私自身が誰よりも知っています。

自分で考え、行動し、挑戦する。
決断の時は迷い、
たくさんの人の手を借りましたが、
もちろん最後に決めたのは自分です。

だからこそ自分の選択に
間違いはないと思っているし、
たくさんの人たちの支えや応援があるからこそ
頑張っていくことができると思います。

正直、少し未来のことを考えると
不安になることもあります。
それでも自分の選択に自信と期待を持って、
今あるこの瞬間を全力で駆け抜けていきます!

  • 最後に

私のこれまでを
3つのnoteで振り返ってきました。
これを見ていただいた人に、
少しでも私の考えてきたことやこの想いが
伝わってくれたらいいと思います。
そしてそこから少しでも
何かを感じとってくれると
最高です!

チームが始動して約1か月。
毎日サッカーを
中心に考えながら生活しています。
もちろんサッカー以外にも
やるべきことはありますが、
それらも含めて、楽しんでいます。

今後もnoteを使いながら
様々なことを発信していきたいと思います。

ぜひ南紀オレンジサンライズFCに
注目してもらえると嬉しいです!
最後までありがとうございました!



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