実体から関係へ


ソシュールについて、丸山圭三郎に、「実体概念から関係概念へ」があるという。ここでは哲学・思想について考えるが、実体から関係へとした方が通りが良いだろう。以前は、「実体」が取り上げられた。デカルト然り、カント然り、ヘーゲル然り、…。しかし20世紀、関心・主題は「実体」から「関係」へと移行する。実体間、或いは事物間の関係が問題になると言うのは、私たちに親しんだ考えだが、以降で改めて思慮してみる。一つ、ここでの主題ができた。


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