上の写真、一見すると昼間の滝の写真のように見えますが、空を見ていただくと、何か変だと思いませんか？ そう、星空が写っています。実はこの写真、深夜12時頃に撮影したものです。 そしてこの写真、かなり珍しい自然現象を捉えたものなんですが、何だかお分かりですか？ 答えは月の虹、月虹です。 月光は太陽の光に較べると極めて弱く、普通の状態では姿を現すことはありません。ですが、さまざまな条件が重なったとき、ごくまれに月虹が現れることがあります。 私はこれまでの経験から、
こちらの木製のお地蔵様は、以前横須賀市の沖にある無人島・猿島の裏側の崖の中腹にある洞窟※の中で出会いました。 ※現在は立入禁止になっています。 このお地蔵さまと向き合っていると、なんだか心が安らぐように感じました。 なんでもこの猿島は、旧海軍の要塞だったらしく、あちらこちらにその痕跡が窺えます。 そしてこの地蔵様は、航海に出る船乗りたちを見守ってくれているのだとか。 心が安らぐように感じられたのは、このお地蔵さまのもつ不思議な力のおかげかもしれませんね。
2008年8月、アフガニスタンでＮＧＯとして農業の普及に努めていた伊藤和也さんがテロリストに拉致、殺害されました。享年31歳とあまりにも早い死でした。 「ダラエヌールの子供たち」は伊藤さんが生前、アフガニスタンでの現地の人びと、特に子どもたちの写真を収めた写真集です。 伊藤さんの撮られた写真については、メディアでも大きく取り上げられたのでご覧になられた方もいらっしゃると思うのですが、改めて写真集として拝見した時、強烈な衝撃を受けました。 もちろん、伊藤さんはプロ
この作品は以前、実家の畑にあったサトイモの葉を撮ったものです。 サトイモの葉についていた雫。 その雫の中に広がっていたのは、雫の周りにあった光景とは違う、全く別の世界でした。 私の眼には、少女が森の中をさまよっている光景… そのように感じました。 皆さんの眼にはどのように映りましたか？
神の子池は、北海道の東部、清里村の森深くにある池で、最大の特徴は、その水の色にあります。池の中央の方だけが、なぜか澄みきったコバルトブルーとなっている不思議な池で、端の方はふつうの透き通った水です。 また、池の中央の底の方からは、1日に12,000tもの水が湧き出しているそうです。なんでも近くにある世界有数のカルデラ湖「摩周湖」の伏流水が湧き出しているのだとか。 この池は、見た感じ浅そうな感じですが、よく見ると池の中に倒木がいくつも横たわっていますね。 実は、中央部の
