左側通行

自動車、自転車、電車。
左側通行は日本の交通規制だ。
当たり前の話だし、みんなよく知っていること。

産業技術が日本に入ってくる際にイギリスの技術を導入したから。
という話は、歴史でも勉強しました。
インド、オーストラリアなどイギリス文化の影響が大きな国は
日本同様左側通行ですね。

話は少し脱線して、、、

20歳ころ初めての海外旅行。(もう20年以上前の話)
建築を勉強するぞ!と意気込んで。
ロンドン・パリの2大都市を尋ねたときのこと。
ロンドンは左側通行、軽く信号無視しても日常感覚でてくてく歩ける。
海外はスリが多いとか含めて治安が悪いから気を付けろ!という、
周囲の話を真に受けて緊張してても気軽に歩ける。
(エリアによって、どことなく暗い道は実際不穏な空気がありましたが)

ビッグベンにテートモダン、ミレニアム観覧車に
セントポール大聖堂、ロイズ銀行、きれいな公園。
書いているうちに記憶が蘇る。
フォスターのミレニアムブリッジは強風で渡れなかったな。。。

パスポートを出して列車に乗る初めての経験。
ウォータールー駅の美しい架構の元で黄色いユーロスターに乗り込み
パリへ向かった。
(ブリグジット後は再びパスポート必要になったのかな?)

パリノルド駅(北駅)に降り立ち、
ホテルの前に到着。
横断歩道を渡ればそこがホテルというその瞬間。。。
私は車に跳ねられそうになったのです!!!
ロンドンがほぼ日常的な歩行感覚で、
駅からタクシーでホテル前に到着したその直後のことでした。
右腕をつかみ引き戻してくれた友人には感謝しかない(;_;)//

話は戻って

車は当然、左。
でも、意外と電車も左側通行だと知っている人は
少ないかもしれない。
とっさに山手線がどちらに進むのかが分からなくなる。
という人には、40年で何人かあったことがある。

駅のホームから見える風景である程度の方角を確かめれば
あとは、どちらに行くのかは左側通行だと分かれば
うまく、迷わず乗れるはず。

ただ、そんな交通文化にも変化がありませんか?
歩道は右側通行と習った小学生時代。
待ちゆく歩道は左側通行に変化しているように感じます。
警視庁の交通ルールのHPには、歩行者は右側通行といまだ書いてありますね。侍は刀がぶつからないように左側通行をしていたようですが、
現代日本は右側通行と学習しながら、街中は左側通行。
なにか人間の心理が働いているのかもしれませんが、
理由は分かりません(調べてみます)

そんな、歩行者と乗り物で表向き異なる交通マナー
歩行と乗り物の中間にあるエスカレーターは、
意外と混在していて面白い。

駅によって左右が逆になっていたりして、
これは誰が決めているのだろうと気になってしまう。
関東と関西の違いはエスカレーターの立ち止まりの左右の違い。
であって、
エスカレーターそのものの運行の左右が決まっているわけでもない。
そんなエスカレーターの左右をもう少し眺めながら歩いてみよう。

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