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3月ですね。

3月ですね。2月の制作は0作品でした⁈……。1ヶ月に1点も仕上げなかったのは、たぶんこの7年の間で初です。その理由は、急に個展が決まって、その準備でバッタバタしていたからです。

そして今、その個展が開催されるNoon consulting artがある、ベルギーのブリュッセルに来ております。僕にとって、海外の初展示はブリュッセルの個展になりました。ここに、国連の本部もあるし、ヨーロッパのど真ん中ですね。

ところが、あまりに急に決まりすぎて、展示のために送ったキャンバス作品が、オープニングにギリギリ間に合わないという緊急事態になりました!万事休す⁉︎……。なのですが、実際は、発送して早々に「こりゃ間に合わないなぁ」となったので、別の作品を、直接持って行きました。

それは、僕が2016年にnoteに書いた、小説の挿絵のための、49枚の鉛筆画です。その時、それを描いていて「おや、俺、絵も行けるかも⁉︎」と思って、美術界に戻るきっかけになった作品です。誰に頼まれて書いたわけでもない小説でしたが、その挿絵を、本気で描いてて良かったす。

そして、ギャラリストがアイデアウーマンなので、オープニングは、コレクターを集めて、パフォーマンスをしながら作品を紹介しよう、と言うことになりました。これは全くの想定外!僕の理解では詩人が自作の詩を朗読するようなノリでしょうか。それなら、作り手の責任の範囲でしょうから、逆に楽しむしかない!

で、画像は、特に、アピールできそうな作品を、選抜している最中です。右がオーナーのデジレさん。左がアシスタントのマルコスさん。マルコスは大学院で美術史を勉強しており、16世紀から18世紀のヨーロッパの装飾絵画が専門ということです。

よし、こんな時のために、地道に学んで来た英語を役に立てるぞ!と思いきや、ベルギー人はフランス語を話しているし、デジレさんとマルコスはスペイン出身なので、スペイン語で話をしているし、デジレさんの旦那さんのフェルナンドには、普通に、

何カ国語が話せるの?と聞かれるし、こりゃ、死ぬまで修行は終わりません……。

#アートの思考過程

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