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自動車に関するマナー

ちょっとした心がけで自分を更に魅力的に見せて良好な人間関係を築く事ができます。

別れ際に話す

コース料理が前菜からスープ、魚、肉、デザートと流れていくように会話にも守った方が良い順番があります。連続TVドラマを見ていると話が盛り上がった所で『続きはまた明日』とか『また来週』という事で、『早く結果を知りたい』と思ってしまい続きを観てしまいます。

ここで会話のテクニックですが、先ずひとつは『話が盛り上がった所で帰る』という事で、こうすると相手は『物足りなさ』を感じます。もっと話したい、また会いたいと思うようになります。メインディッシュを取り上げられたような感覚です。

もう一つは『別れ際に暗示をかける』事です。別れ際になって『そういえば俺まだ話していない事があるんだ』と語る。当然相手は『え、何?』と興味を示します。そこですかさず『今度メールで話すよ』とか『明日電話するからその時にでも話そう』と言ってさっさと別れます。こちらは食後のデザートです。

こうしてじらせば相手の関心はいつまでもあなたに引き付けられたままになり。自然とあなたへの好感度が上がります。

自動車に関するマナー

接待する側は『相手の客を常に優先する』という原則を忘れてはいけません。たとえ相手が自分よりはるかに目下であってもその原則に変わりはありません。

タクシーに一緒に乗る時は運転手の後ろなど最も居心地の悪い所に自分が座るようにします。客が複数の時は運転手の隣に座る。もちろん料金を客に払わせてはいけません。

客が車で帰る時は発車すると同時にお辞儀をして車を見送る。車が走っていても自分の視界から消えてゆくまでずっと見送るようにします。『名残を惜しむ』風情です。

『今日は楽しかった』と考えながら見送っていると相手も車の中から振り返って見ているものです。その時姿が見えなくなっていたり、別の方向を向いていたりすると相手はガッカリします。

逆にまだ見送ってくれたのが分かった時は、心が満たされた気持ちになります。『客を優先する』という原則が破られた時は客の気持ちの中に空洞が残ります。心してサービスに努めましょう。

イスラマバードにて

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