#17 大人の本を読もう

中学生の頃、父さんも結構本が好きでね。冒険やファンタジー、時にはミステリーも楽しんで読んでいたよ。でもね、だんだんと大人になるにつれて、興味が広がっていったんだ。

今は仕事をして、家族を支えるために様々なことを学んでいるよ。そんな中で感じたのは、大人になるっていうのは新しい視点を得ることなんだ。それを手っ取り早く知る方法の一つが、「大人の本」を読むことだよ。

大人の本っていうのは、人生の喜びや悩み、成長や挑戦について深く考えさせられるものが多いんだ。小説だけでなく、実用書やビジネス書も含めてさ。例えば、仕事でのコミュニケーションの大切さを学べる本や、人間関係についての知恵が詰まった本があるんだ。

もちろん、好きなジャンルや興味を大切にすることも大切だよ。でも、たまには自分の世界を広げる冒険も面白いかもしれないね。君が読んだことのない、一見興味が湧かない、新しい本に手を出すことで、将来の可能性が広がることもあるんだよ。

時々、メッセージを添えて、君の机の上に父さんからの推薦本を置いて、一声かけているけど、読んでみてくれたかな?

ほんの一部だけど、3冊ほど紹介するね。

▲勉強、友達、普通、将来、大人、死後など、誰もが一度は悩んだことがあることについて、平易に伝えている。著者の「大人にならなくていい、好きな自分でいてほしい」は、激しく共感する。心に刺さるね。

▲ある日、お金のいらない世界で過ごすことになり、紳士と出合い、今を、未来を考えていく短編小説。今の世の中の悪いところがだいたいわかるよ。最近、5巻目を購入したので、続きもぜひ読んでみて。

▲量子論の歴史的な概要を理解できるよ。こんな本が父さんの学生時代にあったら、もっとモノ、物理、さらにはこの世の成り立ちを深掘るのに愉しく学べたんだろうなと思う。

ということで、もちろん勉強や趣味も大切だけど、改めて伝えよう。たまには大人の本にもチャレンジしてみてくれると嬉しいな。新しい知識や視点が、きっと将来の自分に役立つことがあるかもしれないからさ。

君が素敵な本との出会いを楽しんでくれることを願っているよ。

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