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インドネシアI 人のバックグラウンド

飛行機の窓の外からは人々が会話してるかのように無数のライトが点滅していた。
夜も賑やかそうな街だ。
19:40、インドネシアのジャカルタに到着。

アライバルゲートの向こうで笑顔の青年がこちらへ近寄ってくる。
彼は客引きではないようだ。
ジャカルタでホストをしてくれるケインだ。
彼は空港まで迎えに来てくれたのだ。
Uberでタクシーを呼び、いざ市内へ。

彼は現在20歳の青年だ。
現在は日系建設会社のエンジニアとして働いている。
13歳から現在の会社が運営する学校へ入学し勉学に励み、16歳からそのまま現在の会社で働くことになった。

非常に効率的だ。
お互いにウィンウィンだ。
ケインにとって無駄な勉強はせず、一つ興味のある勉強を続けられ、そのスキルを生かせる会社で働ける。
つまり無駄な時間は使わずに労力を一つだけに注入し、スキルを生かせる環境へ身を置ける。
会社にとっても大学を出たスキルがバラバラな学生たちを順々に選考するよりも若い人材を徹底的に育てあげ、戦力として獲得できる。
あともうそろそろ新卒一括採用という時間の無駄で非効率な日本文化終わりにしない?とケインと話しながら、ふと思った。

かなりの渋滞はしているが、話は弾む。

ケインは家族とともにマレーシアから移住して来た。
現在家族は別の都市に住み、彼は1人ジャカルタで暮らしている。
マレーシアの経済が良くなく、インドネシアへ移住する人が増えているそうだ。
マレー語もインドネシア語と似ているため、言葉の壁も低い。
さらに宗教に対しても寛容で、インドネシアは大多数はムスリムだが、キリスト、カトリック、ヒンドゥー、儒教と様々でお互いに協力し合う社会でもある。

やっとのことでケインのアパートに到着。
インドネシアの家はカンボジアと同じく、頑丈な塀で囲まれている。
これは安心。

さらにインドネシアはSIMをコンビニで買える。
価格も最安プランでプリペイドで500円。
早速買い、設定をお願いしたところどうもうまくいっていない様子。
コールセンターに電話してもわからないらしく、後日代理店へ向かうはめに。

アパートへ帰り、くつろぐ。
暑い夜だったが、すぐ眠りについた。
ではでは。

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