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日光を浴びて作られたビタミンDは長持ち

日光から作られたビタミンDは体内に長く存在する

抜粋

米国の医学誌『Dermato-endocrinology』に2013年に掲載されたレビュー論文 “Sunlight and Vitamin D: A global perspective for health(日光とビタミンD:グローバルな視点で健康を考える)によると、食事やサプリメントから摂取したビタミンDと比較して、日光を浴びた皮膚で生成されたビタミンDのほうが体内に2~3倍長く留まります。

その理由として、皮膚で生成されたプレビタミンD3が完全にビタミンD3に変換されるまでには約8時間かかり、ビタミンD3が真皮の毛細血管床に入るまでにはさらに時間がかかるため、経口摂取と比較して皮膚で生成されたビタミンD3が循環している時間が2〜3倍長いことが挙げられています。

また、皮膚で生成されたビタミンD3は、その100%がビタミンD結合タンパク質と結合しますが、食事やサプリメントから摂取されたビタミンD3は約60%がビタミンD結合タンパク質と結合し、40%がリポタンパク質結合画分として速やかに除去されます。

出典
ビタミンDを学ぼう
https://solar-d.jp/studyd/20220216-2/

ビタミンDの生成に必要な波長を妨げない日焼け止め

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