HIROKI (やめたくなくなる!講師/コンサルタント)

やめたくなくなる!講師/コンサルタント 大手エンジニア派遣会社で7年勤務。「人材紹介は人紹介して終わりだが。派遣は人が定着して意味をなす。」 この言葉を信念に、教育環境と社員のサポート環境を構築。過去5年間退職率0%を達成。 嫌い:部下育成のサジをなげること。

114:小説形式:「すいません。家庭の事情でやめます。」を言わせない方法。 14

114:小説形式:「すいません。家庭の事情でやめます。」を言わせない方法。 14

「社員をフォローするための面談方法」

■須藤は佐伯に問いかけるように、話を続けた。

「具体的な面談方法、といってもシンプルだ。
お前だって、叱責されるより、励まされるほうがいいんじゃないか?
単純にそれを行うだけだ。」

須藤は佐伯vs佐藤のマネをし始めた。

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佐伯
「今

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113:小説形式:「すいません。家庭の事情でやめます。」を言わせない方法。 13

113:小説形式:「すいません。家庭の事情でやめます。」を言わせない方法。 13

■佐伯
「それで、リファラル採用を推進するために、すべきことは何だ?」

佐伯の質問に対して、須藤は言い切った。

須藤
「退職防止だ。」

佐伯
「退職防止?つまり、辞めさせない?ということか?」

須藤
「そのとおりだ」

佐伯
「ちょっとまってくれ。今さっき、お前は
辞めさせない施策、条件や待遇改善は、本質で

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112:小説形式:「すいません。家庭の事情でやめます。」を言わせない方法。 12

112:小説形式:「すいません。家庭の事情でやめます。」を言わせない方法。 12

■須藤は、佐伯の反応を無視して、そのまま続けた。

「お前に限った話じゃない。
世の中のほとんどの企業が、この錯覚に陥っているんだ。」

(1) 退職したい
(2) 退職しようか迷っている。
(3) どちらでもない。
(4) この会社に残りたい

須藤
「2を3と誤解している。ここでほとんどの企業は大きな間違いを犯

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111:小説形式:「すいません。家庭の事情でやめます。」を言わせない方法。 11

111:小説形式:「すいません。家庭の事情でやめます。」を言わせない方法。 11

■初夏のセミが鳴き始めたころ。
佐伯は、須藤に教えを請うていた。

「会社がリファラル採用を推進するにあたり、
佐伯の課も変貌をとげないといけない。」

こう言ったのは須藤だった。

佐伯も同感だったが、腹落ちしない部分があった。
須藤の言っていることは理解できたが、まずは来月退職を控えている
佐藤の件をなんとかし

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すごく励みになります。これからも頑張って書いていきます。
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110:小説形式:「すいません。家庭の事情でやめます。」を言わせない方法。 10

110:小説形式:「すいません。家庭の事情でやめます。」を言わせない方法。 10

■佐伯は、その日、東京支店第2会議室にいた。
30人は入るだろう、だだっ広い会議室にたった一人だ。

ある男と待ち合わせをしていた。

16:00集合。

律儀な佐伯は、15:45分には会議室に入り、その男をまっていた。

手に汗がにじむ。
これから入室してくる男を考えると、
じわっと、嫌な汗が出てくる。

クーラ

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109:給与ではない。

109:給与ではない。

■当たり前の話ですが、社員の定着率をあげるには、
社員にこの会社に残りたい!と思ってもらう事が重要です。

ところが、どういうわけか、
定着率をあげるために、ほとんどの企業が行うことは

給与を上げるだの、
福利厚生を厚くするだの、
ひどい会社だと
「辞めるやつがバカ」みたいな感じで、辞めた人を罵る会社もあります。
(遠回りに辞めるな。と言っているわけですね)

つまり、

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