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未来を読むことが必要な社会


 さて、最近何故記事が書けなかったと言うと学習支援ボランティアで発表する事がありました。それは、「大学について」です。では、何故これを話したのかと言いますと、少し前に中学生の子どもと話をする機会が有りました。そのこと話していたらこのようなことを言ってました。

「私はバカだから大学に行かない。」

それを聞いた時に少し固まってしまいました。確かに、偏差値の良い大学に行こうとすればお金が掛かります。金銭面で無理ならわかります。しかし、知能面でバカだから行かないと言うのはとても勿体無いと考えてます。行こうと思えば名前だけ書けば受かる大学もあります。だから自分は咄嗟に「行った方がいいよ。」と言いました。ですが、話を聞かずに「行かない」の一点張りでした。そのことがきっかけで少しでも高校生、中学生に興味を持ってもらいたいと感じ、発表をしました。そしたら、まじめにお話を聞いてくれる人が少なくて自分は少しショックを受けました。その後、他のボランティアの人に発表の話を聞いた時こう言われました。

「明日の事はイメージ出来るけど、その先のことは予測できないし、イメージ出来ない。だからこのような発表はこれからしない方がいい」

 と言われました。確かに、小さい子ども向けではない事は感じました。発達の段階的にもそこまで先のことは予測できない。だからこそ誘拐や連れ去り事件があったのは歴史的事例としても頷けますし、今でも「この先危ない」と言ったことは分からないからこそ行方不明になってしまうこともあります。しかし、高校生や中学生だとそんな事はないはずです。彼らにとってはとても大切なことです。これからの人生が掛かってます。お金の多さだって変わりますし、「生き甲斐」とか「幸せ」とか手に入るチャンスを減らしてしまいます。自分はそのチャンスが減ってしまうことが可哀想なことだと考えていたので発表しましたが、彼らはそれよりかも「明日何をしようか」とか「つまらない話」と思う方が優先的に考えていて現実を知りました。さらに追い打ちをかけたのは大学での「面接練習」です。保育関係につきたいですので、自分は「今のうちに練習しよう」と思い始めました。そして、いざ学校で予約をしてみたら自分達しかいなかったです。本当だったらもっと早いうちから始めるべきですけど、誰もいない。じゃあ、他のみんなはどうしていたか?それは簡単です。友達と遊んでみんな将来の話をしない強いてやってる勉強は学校の課題とSPIの勉強、確かに、SPIの勉強は必要です1次試験、2次試験で必要になる自治体は有りますからね。ですが、1次試験が面接の所は少なくないと思います。それなのに、この時期にガラガラなのはやっぱりあまり未来のことを考えてない気がしました。みんなが気にしてるのは「社会に出る時の自分ではなく1日後の未来」の方が気になるようです。でも、普通の人ってそう言うものです。もっと先の未来を気にしても自分が何かできるわけではない。だからこそ、考えない人は考えない。ですが、自分達が生きる時代はそれでは生きていけないのかもしれません。ですが、これからの社会は「未来を見通す力」と言うのが必要になると思います。40年後には今の職業の49%はAIに奪われると言われています。今でも手作業でやってるものは段々機械化していってます。では、そうなった時、どう力が必要なのでしょうか?内田伸子さんの「AIに負けない子育て ~ことばは子どもの未来を拓く~」と言う本には人間のAIに勝てる強みとして「想像力」、「マネージメント能力」「おもてなしの力」と言われてます。では、それを活かせる人は現時点でどれだけいるのでしょうか?それができる人は多いのでしょうか?それができるのはほんの一握り、ひろゆきさんとかホリエモンさんとかそう言うコメンテーターとして活躍してるような人ぐらいじゃないと生き抜くことは難しいと思います。何故かと言いますと、そう言う人たちは普通に生きてる人とは違って自分中心で物事を考えていたり、視点が違うからこそ人とは別の事、日本だと誰もやったことないことを作れたりできると考えます。では、我々にはその域に到達できない、将来生き残れないのか?それは違うかもしれません。

この動画での岡田斗司夫さんの動画には未来を見る方法について教えてくれています。「歴史は繰り返す」と言われる言葉がこの世には有ります。我々の生きてる世の中は似たようなことが起きています。例えば、疫病に関してもペストが流行った時は3年で治りました。他の疫病も同じぐらいの年で終わっています。そうなると今の流行りもどれだけで終わるか、おのずと見えてくるかもしれません。そして、同じことが繰り返されると言えば、タピオカも同じです。昔、流行った時があったのですが、少し前でも流行りましたよね?ですので、歴史を見返しどうして起きたかを調べれば見通す力は養えます。けど、それをする人はとても少ないです。「未来のことより今の自分でしょ!!」と言うのが日本ではよく有ります。その結果、今の日本になってしまっています。障害を持ってるわけではないのに、生きてることが苦しいという人が多い、働かない人が多いのにも関わらず、何もできないし、しない。このままいけば日本は「ハイパー過疎化国」とまで言われてます。では、そのようにならない為には私達は何をすれば良いのでしょうか?それは先人達から学ぶことしか対処することはないと思います。そうなっていけば、未来も自ずとわかると思います。どうか、皆さんがこれからのことを考えてくれるように祈ってます。

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