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鼻のクリニック東京

毎年、3月位から、喉の奥が痒くなり始め(これは僕は幼少時から、風邪の初期症状とかハウスダスト、スギ、ブタクサなど、アレルギー反応を起こした時によく起こる)、

去年の2019年春も『あぁ、花粉が来たか…風邪の引き始めか…』って思うててん。でも咳は全然出えへんねん。鼻水も出えへんねん。鼻詰まりはあんねん。

それが5月迄二か月も続いてしつこいねん。その間、アレルギーの薬(クラリチン、ポララミン、セレスタミン、もしくはクラリスなどの抗生物質)などを飲んでも改善されず、寝てる時にずっと喉の奥痒いねん。のどちんこにベロ付けて掻いてまうねん。無意識に。多分、アレルゲンを含んだ鼻水が奥で喉の方に垂れ落ちとる、後鼻漏なんやろ、と、思うていた。

しかし、これはどうやら期間が長いぞ、咳も出んし、鼻の奥が臭いし。最初は洗濯物が生乾きなのかな、と思ってたけど洗濯物は臭くないねん。臭かったのはむしろ 俺だった。俺の鼻の奥が臭かったんや。

これは忙しいとか言うとらんと時間作って耳鼻科に行くか、と。予想通り蓄膿というか、今で言えば副鼻腔炎という診断でした。風邪や花粉症きっかけからなる人も居るって話だったね。

と、それが2019年の5月の話。

そこから時は飛んで今。

遂に…遂に幼少の頃から長きに渡って患って来た 副鼻腔炎がなくなったぜ。

気圧の低下による頭痛、首の痛み、顔の痛み、なんて7~8割方は副鼻腔炎から、なんじゃねーのかな、とさえ僕は思っている。

僕は頭痛が始まる時は大体日本列島に低気圧が来る時。それは季節問わず。でも6月と11月が一番変化するかな。日本に住んでる限りここは島国やから仕方ないけども。

低気圧による急な片頭痛が来た時の痛みを、僕がよく言ってたのが

西遊記の孫悟空が、頭の金属の輪っかを三蔵のお経で締められてる今、みたいなキンキンした頭の痛み』ってよく表現してたけど、

脈動の度に頭がズキズキ痛むのは、多分鼻腔ん中で何や神経やら粘膜やらが、何やもうわけわからん事になって、それが顔とか頭とかの痛みに出てるんやと思うねん。

急に気圧が変わると、体調もそれに連られて変わる、というのはもう大概にしたいものですな。私、気圧の変化に体調を煩わされたくないし、それがあるとしたら最低限にしたいし自分で体調をコントロールしたい。

だってこれ程、気圧の変化に敏感な身体じゃ、この、四季もあり台風も来る日本では日常生活に支障をきたすやろアホか。と、我ながら小さい頃からずっと思ってたよ。

ハワイ住みたいわ~
沖縄は台風来るからなぁ。

体調悪いと何もする気起きんしなぁ~。前触れもなく、突発的に予定を邪魔されるのが凄い嫌やわ。


さて、鼻のクリニック東京は、東京駅の八重洲口

  

から、徒歩7分程の所にありますが、院内はまるで宇宙船かの様な近未来的な見た目の病院。


2019.12/5 木曜に鼻の日帰り手術 を受けました。初診が 7月位だったと思うから手術を受けるまでは、半年弱位かかったのかな。

最初に鼻腔の CT を撮って粘膜の状態の確認をしたら、以下が健康な人の鼻の中っぽいんだが、白い所が空気の通り道ね。

僕は鼻腔の粘膜が肥大化して空気の通り道が殆どなかったんだよね。特に左が。右がうっすら白~く、通り道がある程度。

僕の鼻は白い線がCT上で殆ど見えない。CT ほぼグレーやったわワシ。  

その状態の確認後、一か月程度 鼻クリーンEX と、処方された点鼻薬で様子見→再度 CT 撮る→変わってなければそこから体調の詳しい検査、血液や心電図、アレルギーやHIVや肝炎の検査→オリエンテーション、などをやるから、初診から手術迄は半年弱位かかるよね。


手術当日、手術前からイケてるおれ


やはり鼻の左の粘膜が腫れていたので、術後数日の間、暫くは左目が涙目のルカでしたけど、

左目からものっそい涙出るからものもらいが出来たよ。涙腺と鼻、繋がってんのかなぁ。この時期免疫落ちてたんかのう。ものもらいはすぐ治ったよ。 

時間を遡り、12/5 は、朝8時に病院に到着し、個室で着替えて待機。

手術室に運ばれたのが朝 8:50。

全身麻酔なので、ベッドに横になりながら、『点滴から何か冷たいの入ってくるわ~』思うてたら、次の瞬間はもう10時の手術後の意識にタイムリープでした。

しかし、手術は楽に終わるんですが(手術中は痛みを一切感じさせずに、且つ 1時間で目覚めさせる麻酔を打つ、麻酔科の先生の腕って凄いよね)、

麻酔から目覚めると鼻にスポンジがパンパンに詰まってる状態ですので、完全に口呼吸なんですよね。

術後 30分程すればご飯も食べられますけど、何せこの時は鼻呼吸が
♪ 皆無~皆無~ ♪ ですので、

もし喉詰まったら全部の穴が詰まる。耳抜きが必要でした。

♪ 目を閉じて~
鼻をつ~まみ~
耳の穴を塞い~だら~
後は~ヘソと お~尻しか~
他に~塞ぐ穴は~なし~
穴が~詰まるよ~
 ♪

の、世界線やで。

そこからの分岐はホンマに。
2005年に鼻中隔矯正術を受けたのでその状態は経験済やけど。当時は一週間入院やったな~。

この、鼻が完全に使えない状態は術後処置迄続き、当然寝る時もですから、無茶苦茶喉乾くよ。カラッカラでよう寝られへんわ。

手術自体は 後鼻神経切断術  と  下鼻甲介骨切除術 を 多分同時に
やったと思うんですが、要は結局 アレルギー反応起こす所、もしくは既に起きて腫れてる所を無くす、って事なんですよね。

ですんでアレルギー反応を起こす後鼻神経を切り、その神経に蓋をし、腫れている下鼻甲介の粘膜や骨の面積を物理的に切って減らすのだ。

手術自体は日帰りで終わるけど、鼻に詰まってるスポンジの術後処理の日、迄の、約一週間は、普通に仕事は無理だろうと思う。

人前に出ない軽いデスクワーク、事務作業程度なら可能かも知れませんが、一過的に結構鼻の見た目も顔も膨れるしごっつ息苦しいからね。仕事は一週間休んだ方が良いでしょう。

手術後のイケてない俺、の写真は上げませんけどね。

それでも日帰りで手術が出来るのはいいなぁ。付き添いの方が一名必要ですが、10年前ならこんな手術ならば、一週間の入院やで。術後処置迄を含めて。

術後から数日はくしゃみが出る前みたいな鼻のムズムズ感が数回あったな。特に冷え込む朝。かさぶたが鼻の中で剥がれとるんやろと思うけどね。知らんけど。

高額医療費の申請を事前にしておけば窓口での支払いは大幅に減る。実際に幾ら払うのかは前年度の収入額によるけど。

喉鼻弱いコンプレックスから解放されるのが楽しみだ。

この気分はあれだ。扁桃腺の手術を受けた時に感じたのと同じワクワクだ。楽しみだ。

『喘息のコントロールも良く出来ている』と鼻のクリニック東京の執刀医の先生に誉められた。

僕の執刀をしてくれたのは、原先生でした。
原先生、基本テンション高いんだわ。そこに安心感があるよ。お医者さんの話術って大事だよな~。

喘息は普段はアドエアを朝と寝る前に1吸入ずつ吸い、ムコダインビゾルボンを痰切りで毎3食後に飲む、そして寝る前に抗アレルギー薬のルパフィンを飲む。

それで大方収まってるけど、それこそ時折、夜中に急激に気圧が下がって寝れない位夜中に酷く、むせて喘息発作が酷い時はメプチンエアーをしますが、ただそれだけなんやけどね。

その気圧の変化による症状が顕著に出たのは、4月上旬位に東京からイリノイ州シカゴに向かう飛行機の中。4月言うてもシカゴは青森と同じ位の緯度やから4℃位なんだよね。だから喘息出たよ。

何故いきなりシカゴに行ったのかって、話が飛びますが、

当時、音楽の本場を感じに行こうと、白人のブルースの本場シカゴ、黒人のブルースの本場メンフィス、ハードロックやへヴィーメタルの本場のロス、最終日は遊びでロスに隣接してるいるメキシコのティファナに、一人旅の弾丸ツアーで観光しに行ったのでした。2011年の4月8日出発だったかな。13日帰国。

その後5月末にロンドンも一週間行きましたね。

勿論現地の日本人ガイドさんはどこも付けてもらいましたよ。特にアメリカは銃社会やから完全に1人だと危険かも知れない。

話を戻せば、まず初日は成田からユナイテッド航空で向かったシカゴ。11時間位かな。その機中で発作が出た。機内にメプチンエアー持ち込んどいて良かったよ。

その翌日はシカゴから大分南に位置する、テネシー州メンフィスにデルタ航空で飛んだけど、メンフィスは25℃位だったから体調はすこぶる良かったよ。一気に4℃から25℃やで。

温暖な陽気のせいでホテルの従業員達のテンションも陽気だ。

メンフィス国際空港から送迎の外人の運転するシボレー(サバーバン的なステーションワゴンだったと思う)に乗り、ホテルに着いて車から降りると、マリオットダウンタウンホテルの女性従業員が複数人待っていて、『Oh~Japanese! come on! come on! Heyyyyyy!!!!』みたいな歓迎の南国のノリだったもんな。メンフィスに日本人が一人で行くのが結構珍しかったのかも知れんけどね。

メンフィスがブルースの街ってのも関係あるかも知れないけど、それやったらシカゴもそうやろ。陽気とテンションは絶対関係ある。

人間って水分ですから、体内の水分量と大気の圧力が密接に関係してるんやろね。これはとても大事な事だよ。沖縄の人が何であんなに緩いか。亜熱帯だからでしょう。

その翌日はロスに渡ったけどロスは暖かかったから変わらず体調良い。腰も気管支も軽い。

ロスは沖縄時間なんだって。
例えば野球観戦に行くとして19時からプレイボールでも、19時目安に家出よか、位の。

逆にニューヨークとかは東京っぽくて、時間ピッタリらしいけど。

アメリカ人っていいよなぁ。おおらかだしオープンマインドだし。ハッキリ言うから変な気持ちのすれ違いもないし。

日本人はすぐイライラするしせせこましいし陰湿な部分もあるし、
その島国根性は僕は嫌いだな。

思いやりを大事にしながらも、思ってる事は相手に伝わる形で伝えるべき、と、再認識した旅でしたね。特にアメリカは。

イギリスは日本人っぽかったよ。島国やし。建築とか街並とか美しかったけどね。またお洒落でもあった。

話を健康に戻します。
僕が他に持ってる持病は切れ痔(内痔核と裂肛)、腰痛もあるんだが、その二つは天気予報より正確にわかる。『あ、低気圧来たな』、って。

痔に関しては肛門科で¥5,000 で日帰り手術が出来るけど、僕の場合は医者で出された軟膏をボラギノールの様に中に注入して外にサッと塗れば治るので手術はしませんが。

余程痔核が肛門の外に出て来て困るとか以外では医者もあんまり手術は勧めないんですね。何故なら切っても痔ってまた出来るから。『軟膏で治ればそれでええやろ、お前そこ迄深刻ちゃうやろ』みたいな。

他には夏は陰金が出る年があるけど、これも軟膏で治る。6月位からは出来るだけ風通しの良いパンツを履く様、心掛けている。
皮膚の上に居る菌が夏は繁殖するんだと思うのよね。汗で。

腰痛はジェットバスと整体ですね。

しかし、健康を維持するのに金はかかるよね。まぁまぁ。西洋医学やし。ジェネリック使うとるけど。

まぁ、体質、健康の為だから仕方ない。
喘息とは薬で上手く付き合っていき、喘息じゃない人と同じ生活にするしかないよな~。

それでもこんだけ歌えてるんだから良いでしょうよ、そりゃ。
ボイトレの鍛錬の賜物です。

まぁ、ボイトレでの喉の使い方とか喉の奥の開け方とかは被る部分もあるけど、後は毎日寝る前にベッド、頭周りを掃除機かける事よね。ハウスダストと花粉だからあたしのアレルゲンは。後、忘れがちなエアコンのフィルターとエアコンの上の吸気口の掃除。

まぁ、僕がやってるのはそれだけ。

歌ったりプール行ったりテニスしたり銭湯行ったり玉葱食ったり頭皮マッサージとか血行もあるのかも知れないけど、そっちは多分微々たるもんよ。薬でのコントロールで一生の付き合いだぜ。

2012年にやった扁桃腺の手術はやった甲斐が大分あり、それまでは年に4~5回は風邪引いてたのが、手術後は1回引くか誤魔化せるか位になったから、今回の手術も甲斐があるんだろう。   

と、鼻の術後処理から家に帰って来て、鼻の血止めの 脱脂綿を 抜いたら!

凄い匂いの情報量だな!こんなに匂いってするんか!と感動した程。

その日買うて来た惣菜のエビチリなんかもう冷めてるからいつもなら感じないのに匂いするし、鼻の奥に空気が当たる感じが素晴らしいよ。

ファンキーガッツマンって言えや!
時代に乗り遅れんぞオラ!



人とは色んな事や障害、不便さなどを自力で克服していくのだ。

ドラゴンボールの世界よ。それが自分の経験値になるのだ。そう考えると鳥山明先生の世界観というか、例えばドラクエも凄くよく出来たゲームだと思う。

例えば今、毎日に飽きを感じているなら、ドラクエで言う所の、今自分が相手して戦っているモンスターが最早弱く感じている、という事なのだ。

最初は強く感じていた敵も、自身のレベルや経験値が上がる毎にどんどん弱く感じる様になり、敵が弱いなと感じたら新しい街などに行き、また強い敵と戦う事になる。

でも、新しい街などに行かず、同じ所に居てもやってて面白くないよね。

ずっと「絶対に負けない敵」とばかり戦っていても、マンネリに感じ、面白さを感じる事は出来なくて、現実の世界も同じで、自分自身のレベルと、今居る環境が合っていなければつまらなさを感じるのは当然の事なのです。

今やっている事に興味を感じなくなったら、新しい物事を始めるサインやと思えばええと思うねん。

今の自分のレベルに相応しい所に行くべき。そう思いますね。『自らのジェットで飛べ』って hide ちゃんも言ってたし。

人生というのは自ら、自分にとって勇気の要る事柄を自力で克服していく事にとても意味があるんじゃなかろうか。

ま、何にせよタイミングとはあるものだ。

こんな気分は久々だぜ。

Hey, 気分いいぜ



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