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【ゲームの感想】モンスターハンターライズ

実写版「モンスターハンター」を観たのと同じ日にNintendo Switch「モンスターハンターライズ」のエンディングを見るという快挙(?)を成し遂げてしまいましたので、ゲームの方の感想を書きます。
ネタバレとかを気にするゲーム内容ではないですが、何も知らずに遊びたい人はご注意ください。
感想の前にまずは、僕のモンスターハンターシリーズのプレイ経験と、他にどんなゲームが好きかのコーナーです。

モンスターハンターシリーズのプレイ経験

モンスターハンターを始めてプレイしたのはPSPの2ndG。
当時確か高校生の頃の夏休み。
母の実家に里帰りをした時におばあちゃんからもらったお小遣い2万円(3万円だったかも?)を帰り際に現地のゲーム屋さんでPSP本体ごと購入して、母から非難された記憶があります。
いやこれは今思い出すとなかなかクズなガキンチョですね~。
その後はPSPの3rdと3DSの4をプレイ。
腕前は上位を一人でクリアできない程度のへっぽこハンターです。
使用武器は、初プレイの2ndGではモンスターに近づくのが怖くて弓を選択。
その後の3rdは弓を使いつつ太刀にも挑戦、4で新武器という響きに憧れて操虫棍とスラッシュアックスに挑戦。
今では遠近両用な操虫棍が大好きになりました。
読んでの通り「ワールド」は未プレイなので「ワールド」で追加された要素に対して感嘆している部分もあるかも知れません。ご容赦ください。

どんなゲームが好きか

ゲームは物心つく頃にはすでに遊んでいて、ずっと好きです。
思い出深いゲームは
・スーパーマリオ64(唯一父も母も兄も家族みんなで遊んだ)
・F-ZERO X(初めてお小遣いで買った)
・F-ZERO GX/AX (初めてゲーセンに通うという経験をした)
・428~封鎖された渋谷で~(僕の人生観を作ってくれた)
・ゼノブレイドクロス(初めてのオープンワールドゲームでこれも僕の人生観に影響を与えてくれた)
といった感じです。
他にもたくさんありますし、スマホゲームも遊んでなくはないですが、僕の人生に強く刻まれているゲームに絞りました。
なんだか任天堂ハード話ばかりになっていますが、PSもキングダムハーツとかFF12とかペルソナ5とか好きなタイトルはいろいろあります。
その辺りを語ると長くなるでまたの機会ということで。

ここから先は本題の「モンスターハンターライズ」の感想です。

好きなところ

・翔蟲のアクションが気持ちいい
今作の新要素、翔蟲を使ったアクションが爽快です。
最初は固有名詞が多すぎて覚えるのが大変ですが、使いこなせるようになるとまさに縦横無尽に動き回れて非常に気持ちいいです。
今のところ操虫棍しか使用していないので武器による手触りの違いは把握できていません。
操虫棍は自らジャンプ可能で、空中攻撃のコンボがとても気持ちいいです。

・探索しがいのあるフィールド
「ワールド」からの要素ではありますが、フィールドがシームレスになり探索がしやすくなっています。
フィールドは、素材、お役立ちアイテム代わりの「環境生物」、触れるだけでハンターを強化してくれる「ヒトダマドリ」、などなどが点在していて、隅々まで探索することで必ず損はしない設計になっています。
また、イマドキのオープンワールドゲームによくある壁を登れるシステムもあるので、フィールド探索が捗ります。
探索のしがいがかなりあるので、今まで個人的には意識していなかった探索専用のクエストの存在意義が高まりました。

・ストレスを排除した親切設計
「ワールド」で変更された部分もありますが、従来のシリーズで不便だったりストレスだった要素が思い切って変更されており、かなり親切設計になっています。
新要素であるオトモガルクに乗ることで回復アイテムや砥石を移動しながら使えたり、クーラードリンクとホットドリンクが廃止されたり、クエスト出発後でも装備変更と食事が可能だったり、挙げるとかなり多いです。
他にも、ひとり用モードの「里クエスト」をメインに進めているとマルチプレイの「集会所クエスト」の方のランクを上げるためのクエストを里クエストとして受注でき、ソロプレイが主な人でもスムーズにマルチプレイへ入れるようになっていたり、細かい配慮がなされている部分もあります。

プレイの芯となる部分は変わりませんが、あらゆるポイントでストレスを排除する設計になっているので、過去作をプレイしていて最近モンハンをプレイしていないという僕のようなカムバック組にはかなり嬉しいです。
これまでのシリーズの当たり前に勇気を出してメスを入れてくれているなと感じます。

気になったところ

・百竜夜行クエスト
百竜夜行クエストが個人的にはあまり刺さらなかったです。
ストーリー上一度はプレイすることになるのですが、難易度がそこまで高くないのと、百竜夜行の最中に登場するモンスターに対してほとんどが「討伐」ではなく「退ける」という形での決着だったので、イマイチ爽快感が感じられませんでした。
これまでのシリーズの古龍戦のような大規模バトルの位置付けなので、オフラインのマルチプレイで直接ワーワー騒ぎながらのプレイをすると盛り上がれるかも知れません。

・膨れ上がったゲーム要素
かなりの部分で親切設計になってはいますが、モンハンの長い歴史の中でプレイが便利になるようにと積み上げてきた要素がかなり多く、とっつきにくい印象を受けました。
ポーチをいっぱいにしてクエスト出発しても素材の回収ができるようになった臨時ポーチ、フィールドに出て自らチマチマと焼くしかなかったこんがり肉を作ってくれる料理、プレイヤーがクエストに出ている間に控えのオトモが素材を集めてくれる、など、一つ一つの要素はその登場時には嬉しかったのですが、これらが積み上がった状態&今作の新要素がドドッと押し寄せるので、今作がモンハン初プレイとかゲーム自体初めて遊ぶよという人にとっては戸惑ってしまうかもと感じました。
とは言えシリーズをやり直すわけにもいかないので、この辺りは優しい先輩ハンターに教えてもらいながらプレイするのがいいかと思います。

まとめ

「モンスターを倒して素材をゲットしてその素材で新たな装備を作り、より強いモンスターに挑む」という芯の部分は全く変わらないですが、多くのストレス軽減措置のおかげて、今までのモンハンよりもカジュアルに楽しむことができます。
僕のような、しばらくモンハン遊んでないなー、という人にはかなりオススメできます。

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