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ツクルバFY23期キックオフ「すぐ決めて、すぐやろう」

FY2023キックオフ

先月、ツクルバ12期目であるFY2023の期初キックオフが行われました。
実に3年ぶりのオフライン開催となり、代表体制の変更から1年が経ったこのタイミングでやれたことは非常に意義があったと感じています。

メンバーに今期方針などを共有、また前期の優秀者表彰などを讃えることができ、当日は大いに盛り上がりました。

司会はコミュニティマネージャーの和田さんです
表彰の様子

会場は、感染症対策の国際基準「GBAC STAR™」を獲得している会場がコストパフォーマンスよく使え(期間限定の割引でした👏)、その他の対策も万全に行うことができました。昨今の情勢を鑑み、残念ながら飲食を伴う交流パートは延期としましたが、それ以外のコンテンツで素晴らしい会が実行できたこと、運営スタッフのみんなに感謝します。

すぐ決めて、すぐやろう

さて、本題ですが、本会においてFY23のスローガン「すぐ決めて、すぐやろう」を発表しました。その背景について書いていきたいと思います。

私たちは今掲げているVISION2025の実現に向かって邁進しています。
VISION2025が実現している状態とは、事業の継続的成長を通じて「やがて文化になる=多くの人が使う」ような大きなスケールの事業をツクルバの組織が生み出している状態です。

ではなぜ今、今期のスローガンが「すぐ決めて、すぐやろう」なのか。
それはここからVISION2025実現において、生産性の向上が非常に重要だと考えているからです。
ツクルバの組織規模は拡大し、まもなく300人の壁を向かえようとしています。継続的な事業成長のためには、組織もまた大きく変化していくフェーズを迎えています。100人の時と同じやり方で動いていたら、意思決定が遅くなり、それによって生産性が下がってしまい、継続的な事業成長は実現できません。

皆が同じ方向を向き、意思を持って組織全体でレベルアップしていくことが重要です。ですので、 VISION実現->(の為に)生産性向上->(の為に)すぐ決めてすぐやろう と言うスローガンをキックオフで発表した次第です。

コロナ禍における業績V時回復、市場環境の変化

ツクルバの現在地点を俯瞰して見ると、FY21以降はコロナ禍においての売上減からV字回復、その後は再成長を最大限加速するために先行投資モード全開でした。

コロナ禍の影響はFY20 Q4でピークアウトし業績は反転

2022年初に、金融市場の急激な悪化とその後のリセッション懸念などを見通し、現状の先行投資方針を見直しました。そして、コストを抑制し赤字圧縮を実施ながら成長を実現する、生産性を向上していくことを明確に打ち出しました。
参考:決算説明資料 決算解説note

これは、不測の事態に備えつつ、変化に柔軟かつ最速に適応できる、継続成長を実現できる強い会社になるぞ、と言う強い意志を込めています。
こうした宣言を出したのは環境が激変したのが一番大きな要因ですが、合わせて、先行投資を推進する中で過剰になってしまったコストを徹底的に見直し、継続成長のための筋肉質な企業体になるタイミングとしては最適だと考え、この機に一気に全社の意識を向上させたい狙いもあります。これらは全て事業の継続成長を実現し、VISION2025実現の為に絶対に必要な変化です。
そしてこれは、一時対応でなく成長に必要な基盤づくりのための変化です。

変化に適応し続けるチームこそ強い

ツクルバの歴史は変化の連続です。
創業以来、ミッションである「場の発明を通じて欲しい未来をつくる」言い換えると「事業成長を通じて社会変革を起こす」ことを目指し続けてきました。その歴史を振り返ってみると、変化をし続けることはツクルバのアイデンティティですらあると考えています。

ツクルバ創業からのこの12年間で起きたことを並べてみると
・国内先行事例となるコワーキングスペースを開設
・デザインファームとして成長
・スタートアップに転身し資金調達、カウカモ事業をスタート
・カウカモ事業スタートから4年で上場
・2名の創業から250人規模に
・資金調達は上場後も合わせて7回、総額は40億円弱
・創業体制から1人代表に体制変更
と、劇的な変化の連続でした。

マネジメントは、激動する環境下で絶対の正解がない意思決定を次々に求められます。
日々環境が変化する中で、変化に最速で適応していくことが重要です。
上場企業になり規模拡大に伴って官僚的になったり、失敗を恐れたりしてチャレンジしなかったり、他責で行動を止めたり言い訳を始めたらそこで終わりです。
不確実で激動のこの時代にあって、変化を恐れることは死を意味し、同時に一人でトップが完璧に組織全ての意思決定を行うことは不可能です。
それぞれのレイヤーで決めるべきことを最速で決めて最速で動く、意思決定に足る情報を最速で収集し、決めるべき人が決める。リーダーは意思をもって決め、任せる。メンバーはオーナシップを持って挑戦する。これが重要だと考えています。(※最速というのは決して雑になることでないということは加えておきます)
「すぐ決めて、すぐやろう」を意識して徹底することで、成長のために柔軟に変化し、事業の成果を出し続けられる組織になるんだ。そんな意志を込めてこのスローガンにしました。
FY2023のツクルバ、乞うご期待ください。

終わりに

お決まりですが、ツクルバではエンジニア、PdM、デザイナー、エージェント(不動産営業)など幅広い職種で仲間を募集しています!!!ぜひ気軽にお話させてください。
ご興味ある方はこちらから!