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4月入社の皆さんへ「不確実性を楽しもう」

(写真は2020年4月1日の目黒川、筆者撮影)

世界中が大混乱の本日2020年4月1日。日本そして今自分が住んでいる東京もご多分に漏れず大混乱の真っ只中だ。

そんな中、今日企業に入社する人で、卒業や修了したばかりの方もいるだろう。

そんなあなたは今度は「新入生」ではない。ツマラナイ言い方をすれば「営利活動団体に未経験者枠で採用された4月入社の人」である。

ひと昔前だと15歳で元服の儀を行い大人として扱われる。現在の日本だと20歳で成人。

だが日本独特の文化としてやはり学業を修めて企業で働き始める瞬間が多くの人にとって「独り立ち」「大人として扱われる」という感覚があるように思う。

研究者として社会に貢献する以外は、学校では授業料を納めることである意味ではお客様だった。ほとんどの人はこれからはその逆、社会に価値を出してお金を貰う側になる。

こんな大混乱の中、未経験者枠の若き才能たちに何を期待するかと言うと「不確実性を楽しんで欲しい」ということだ。

私自身、卒業後2009年に初めて企業に入った時はリーマンショック後の恐慌真っ只中、2011年3月に仲間と初めてカフェをつくった直後に東日本大震災、そしてツクルバ上場1期目にコロナショックと様々なことを経験してきた。

そんなもんである。それでもこうして今も楽しくやっている。

4月に新たに社会人になる皆さんへ。

外部環境を憂うのではなく、機と見て何ができるか考えよう。マスタープランなど無意味な未来がくることを楽しもう。

自分の周りの大切な人のため、所属するチーム・コミュニティの為、社会のため、何より他ならぬ自分自身のために、人生を自責で楽しもう。

卒業、そして新社会人おめでとうございます。