2018年 Album Of The Year - Long List ver. -

前回のJAZZ編、前々回のROCK & POS (バンド編)、OHTERS編に続き、HIPHOP/RAP/R&B/SOUL編です。

JAZZを追いかけ過ぎて、ヒットチャートに矢継ぎ早に昇るHIPHOP/R&Bスターたちのシングルは、時間的にチェック出来なかった一年でした。今年の定番が聴けてない可能性を考慮し、アルバム/ミニ・アルバムで最後の曲まで聴けた作品に絞って選んでみました。

聴き返しながら選んだラインナップを眺めてみると、明らかにトラップのビート・フォーマット一辺倒で構成された作品は避けられてる傾向になっていて、このブログエントリーのおかげで表層化した自分の好みを素直に受け入れるのに役立ってます。今年は一通り聴いただけでは、良さが言語化できない多様なビート・フォームに惹かれたようです。

※前のポスト同様、Bandcampにあるものはアルバムの中からのオススメの一曲を、Spotifyにあるものはアルバムそのままのリンクを置いておきます。

【Vocal&Inst./SOLO/Group】

10. Patrick Paige II : Letters of Irrelevance

9. Jarreau Vandal : Anthology

8. Kae Sun : Whoever Comes Knocking

7. Choker : Honeybloom

6. Stimulator Jones : Exotic Worlds and Masterful Treasures

5. Durand Jones & The Indications : Durand Jones & The Indications

4. The O'My's : Tomorrow

3. The Midnight Hour : The Midnight Hour

2. Phony Ppl : mo-za-ik.

1. serpentwithfeet : soil

【Rap&beats/SOLO/Group】

20. EARTHGANG : Royalty

19. Noname : Room 25

18. Sango : In the Comfort Of

17. Ras G & The Afrikan Space Program : Stargate Music

16. Chester Watson : Project 0

15. ThrashKitten : JD's Juke House

14. Armand Hammer : Paraffin

13. Lou Phelps : 002 / LOVE ME

12. ASAP Rocky : Testing

11. Alaclair Ensemble : Le sens des paroles

10. Sean Leon : Sean Leon (The Death Of)

9. J.I.D : DiCaprio 2

8. Mick Jenkins : Pieces of a Man

7. Cozz : Effected

6. Phoelix : TEMPO

5. Sen Morimoto : Cannonball!

4. J. Cole : KOD

3. Denmark Vessey : Sun Go Nova

2. August Greene : August Greene 

1. Bas : Milky Way

前述のように、今年はHIPHOPの新人を自分で発掘する時間的余裕がなかった為、情報源としてチェックしていたのが、Jazz The New Chapterシリーズ初期から編集や翻訳で活躍中の本間翔悟さん @shoh1023 のツィートでした。彼の海外誌へのセンスの良い目配せや、時おり公開するプレイリストによって、面白い新譜にめぐり合えました。感謝です。Jazz The New Chapterを読んだことのある方で、ジャズもHIPHOPも好きな音楽ファンは、本間翔悟 @shoh1023 さんをフォローしておくと、来年も新しい音楽に出会えるかもしれません。

次回のエントリーで、年間ベスト2018年ver.は最後となります。