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TOEICでどれだけ点数を稼ごうが、それだけでは英語を話せるようにならない理由

【TOEIC275点だった僕が925点を取り、NBAのスター”ケビンデュラント”と会話できるようにまでなった話】

こんにちは!TOEIC275先生です!

今日はなかなかショッキングなタイトルになってしまい、今までTOEICを必死に勉強してきたのにガッカリしてしまった人もいるかもしれませんが、これは僕の主観であり、もちろんTOEICの勉強をしても英語を話せるようになる方はいらっしゃいます。

それでも、TOEICというのは今まで何回か述べてきたようにただのテストですから、僕は”TOEICだけ”で英語を話せるようになることはほぼ不可能だと考えています。
そこで今回は何故そう考えるのかという理由と、ぜひ皆さんにも最終的には英語を話せるようになってほしいと思っていますから、そこに向けての対策も今日はシェアできればと思います!

TOEIC800オーバー、それでも小学生みたいなスピーキングだった親友の韓国人留学生

僕は大学2年次にカナダへ約半年留学したわけですが、その期間は多くのTOEIC高得点留学生に会いました。
しかし、彼らの中でTOEICの点数と英語のスピーキングのレベルがイコールの学生は、とても少なかったと今振り返っても思います。

特に顕著だったのは韓国人留学生。
これは別に韓国人留学生が全く英会話ができないと言いたいわけではなく、韓国の文化が原因でそのような状況が生まれていることを伝えたいだけです。

僕は留学を通して1人の韓国人留学生と非常に親しくなるのですが、最初に彼と出会った時は正直275点の僕のほうがスピーキング力は良かったと思います(笑)
彼と初めて出会った時、彼が保持していたTOEICのスコアは800点近く。それでもスピーキングは小学生レベルでした。

何故そのようなことが起こるのかといいますと、彼から聞いたのですが、
韓国はとてもつもない学歴社会であり、
いい大学をでること=今後の成功が約束される
という社会のようです。そして、大体の有名大学に入るにはTOEICが必須のようで、そのため彼らの多くは高校生の段階でTOEICの高得点を保持しなればならないのです。
(※実際の留学生に聞いただけの話のため、多少現状とは異なる内容かもしれません)

僕の親友以外にも15名ほどの韓国人留学生と交流しましたが、彼らの多くが800点以上のTOEICスコアを保持しており、なかには900点に近い学生もいました。それでも、中には非常にハイレベルのスピーキング力を保持している韓国人留学生もいましたが、大方の学生のスピーキング力はまだまだだったという印象です。

Theの後ろにtoを置く、英語ペラペラのドイツ人留学生

先程のTOEICスコアは高いけどスピーキング力が乏しい話と対象的は話にはなりますが、英語がペラペラだけど英語の勉強は全くできないドイツ人留学生にも出会う事がありました。

彼は将来英語の教師になりたいと言っており、僕が初めて出会って会話した時には、明らかにこの人はレベルが高いし、以前にも留学をしていたと言うからもうネイティブに近いんだろうなと思った程で、留学生の中でも非常に有名となったくらいです。

そんな彼へのイメージが一気に変わったのはレベル分けテストの時。
僕の留学先には5段階のレベルにクラスが分かれており、学期はじめにクラス分けのテストを行うのですが、多くの留学生が彼は必ずトップのクラスに行くだろうと信じていました。
しかし、蓋を開けてみたら彼は1番下のクラスに振り分けられていたのです。
明らかにネイティブに近いレベルでスピーキングができているのに、何故彼は1番下のクラスなのかと疑問に思っていた時、僕の友人である日本人留学生が見てしまいました、

Theのうしろにtoを置いている彼のエッセイを

TOEIC高得点=英語力(英語を話せる人)と勘違いするな

僕が皆さんにお伝えしていたいことがわかっていただきましたでしょうか?

・TOEICの点数は高いけど英語を話せない韓国人留学生(後にちゃんと話せるようになりました笑)
・英語の勉強は全くできないけどペラペラなドイツ人留学生、

あなたは今どちらになりたいですか?どちらになる必要があるんですか?


先述で2つの学生を例に説明してきたとおり、TOEICのスキルや点数だけでは英語を話せるようになることはありません。
対象的にTOEICでいくら点数が低かろうが、英語をペラペラ話せてしまう人は普通にいる訳です。

よく僕の周りでも英語を話せるようになりたいからまずTOEICの勉強から始めようとか、社会人でグローバルの事業にも携わりたいからTOEICの点数を稼ぎたいと考える人がいますが、本当の意味で英語を武器にしてグローバルに活躍したり、英語を話せるようになりたければ英会話スクールに行って下さい。

もちろん就活や転職、海外赴任のためにTOEICの点数を取得する必要がある方は、TOEICの学習を初めてもらって構いませんが、
TOEICができただけで海外でのビジネス英会話がうまく行ったり、英会話をできるようになるにはまた違ったトレーニングが必要であることをしっかり頭に入れて置いてください。

リスニング十分にできて暗記した単語がいくら多くても、英会話の中で瞬時に相手から飛んでくるボールを受け取り、自分が伝えたい通りに言葉を選んでテンポよくそのボールを投げ返せなければそれは英会話にはなりません。
また後日に留学しなくてもスピーキングができるようになる方法をシェアしていきたいと思いますので、
スピーキングにも挑戦したい方は、ぜひその回も見に来てください!

それでは!また!
See ya!



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