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価値を与えるってどういうこと?

岡山県倉敷市で老舗家具屋「家具のひらやま」で3代目の代表をさせていただいております
家具職人の林と申します。

今日は、「価値を与えるってどういうこと?」という話をお伝えしたいと思います。

「価値を与える」を知らなかったあの頃

過去、私は木工作家をしていました。しかし、とても食べていけない経験をしました。あの頃は、自分の好きなものや自分がいいと思うものを作りまくっていました。しかし、作品展では売れたり売れなかったりで、とても生活できるレベルではありませんでした。
もちろん、「それでもいい」と言ってくれる方もいらっしゃいましたし、周りには作家さんが多かったため、「そんなもの」みたいな感じで始めたばかりはこのまま作り続けていけば何とかなると思っていました。
しかし、時間が経つにつれて、多少は売れるようになったもののまだ難しい状況だったとき、近所の方が家具の修理を依頼しに来てくれました。

価値について気づきはじめたよ

その方はすごく喜んでくれて、「こんなことでも喜んでもらえるんだなあ」と感じました。そこで、「こんなに喜んでもらえるならHPで告知してみようか」と思い、告知すると、いろいろなところから問い合わせがあり、いろんな修理やリメイクをさせていただくことになり、皆さんにすごく喜んでいただけました。
そして、気づいたんです。「製作だけしていた頃、作品展をして来客されるお客様に買わないで帰られる度に「否定」し続けていたことに、依頼されて喜んでいただけるごとに「肯定」していっている自分に。
「価値というのは他人が望むこと」それができると「与えている」ということになると思いました。
皆さんは、会社で、家庭で、価値を生んでいますか?私もまだまだ至らないことばかりですが、日々学ばせてもらっています。
自分がやっていることに価値を与えることで、自分自身にも価値を与えることができるので自己肯定感もあがりますよ

まとめ

最後に、常にだれかのことを考え、喜んでいただけるようなことを提供することが大切だと思います。だれかが喜んでくれることが、自分にとっても最大の報酬となります。
今日も見ていただいてありがとうございました。
もしよかったら、スキやフォローもお願いいたします。
自己紹介
1975年生まれ
岡山県倉敷市生まれ、地元岡山県のデザイン専門学校卒業後無垢の家具の製作会社に就職
その後独立、木工作家をしていたが家具のひらやま前社長である叔父の急遽により後を引き継ぐことに、日々学んでおります
趣味 仕事・お酒・たま~にサウナ


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