【百科詩典】いじょうなくに【異常な国】

「あきらかに異常なことが現に行われているのだけれども、似たようなことがあまりに頻繁に起きるので、それが異常だとみんな思わなくなる」という仕方で「まともな国」が「異常な国」に化してゆくということがよくわかりました。「頻度は力なり。」いま思いついた格言ですが、わりと真実。
~内田樹