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本当はやりたくなかった父親との飲み会をっやってよかった理由〜自分が楽しくなることだけを目的にしなくていいや

前から書いているだけれど、うちの両親はすこぶる仲が悪い。
昔は「家族の仲がいいです!」という友達を見ると羨ましかったし、中学校のときに好きだった人が「やっぱ家族仲がいい人がタイプ」って言ってたのを聞いて子どもながらに傷ついた。

大人になっても両親の不仲は変わらないけれど、私も大人になったのでそれぞれにはとても感謝している。

両親に手紙を書いた話はこちら

今日は親と飲むのなんて絶対イヤだと思っていたけれど、やってみると案外いい思い出になったなという話です。

父親からきたSMS

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特に父親と会うのが苦手である。そんな中、父親から旦那と私と3人で飲みたいというSMSが届いた。

「ああ、面倒だな」というのが正直な感想。
旦那さんは父親と飲みたい!と言ってくれていたのだけれど、娘の私はせっかくの休日に、漫画を読んで家でごろごろできる時間に実家の近くに行って、旦那さんと父親と一緒に飲むのか......。なんて思っていた。

でも、父親が「娘と旦那と飲みたい」と思うのは当たり前のことだし、父親がこんなにいうのも珍しいので決行することにした。

思ったより楽しかった

我々の事情やコロナのこともあり、10月の終わりに地元の居酒屋で父親と旦那さんと私の3人で飲んだ。

父親との飲みなんて普通のことなんだろうけど、私にとっては普通じゃないことで、会う前はそれなりに緊張したし、私を含め父親も旦那さんも楽しめるか不安だった。(父親がなんか変なこと言わないかなとかも不安だった)

でも、杞憂だった。
父と娘の2人だったらイライラするようなことでも、旦那さんがいると朗らかな空気になったし、今まで聞いたことのなかった父の幼少時代や大学生時代の話が聞けてとても楽しかった。

親と1対1だとお互いイライラするけど、そこに1人加わるとすごく楽しくなる場面って結構ある。母と2人だと母の行動にずっとイライラしっぱなしだけど、姉が入るとその母へのイライラが笑いに変わるし、逆もしかりかなと。

とにかく、楽しい時間が過ごせて父親は満足そうであり、嬉しそうだった。
それを見て私も嬉しくなった。

自分が楽しくなることだけを目的にしなくていいや

今回私が「父親と飲むの憂鬱だな」と思った理由は、「自分が楽しめない」「自分が面倒くさい」と思ったからだ。

頭の中では「父親は喜ぶことが分かっているけど、面倒」そう思ったのが正直なところ。いままで、私は「自分が楽しめること」「自分がごきげんでいられること」を優先にしてきたし、それはこれからも変えないと思う。

でも、今回「自分が楽しめないと思ったけど、父親が嬉しいと思うだろうな」と思って一緒に飲んでみた。そうしたら楽しかった。

最初は自分のためにしたものじゃなかったけれど、自分以外の人が喜んでくれると結果的に自分も嬉しいし楽しくなる。もちろん他の人が楽しむために自分を犠牲にするのは違うけど、自分が楽しくなること、ごきげんになることだけを目的にしない時間があってもいいやと思いました!

終わり!

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