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自分の価値観を正しく理解していますか(やりたいことが見つかるワークショップDay3)

「役職定年を控えたあなたへ。やりたいことが見つかるワークショップ(Day3)」を終了しました。
ご参加の皆様、有難うございました。
同回は、人生曲線(ライフラインチャート)を使ったワークでした。

人生曲線は、昨年にコミュニティでも実施しています。

■人生曲線を他者とシェアすることでの再発見
人生曲線を実際に描く作業をするとわかるのですが、幸福度を時間軸だけで、ポジティブとネガティブにわけると、仕事とプライベートの2曲線になってしまいます。
これを簡略化したのが人生曲線で、1曲線で公私を入れ込んでいます。つまり、その時をざっくりと考えたら、ポジティブだったのか、それともネガティブだったのか、ということです。
人によって、仕事だけの曲線だったり、家族のことがたくさん書いてあったり、と様々な視点で書かれていました。まさに、
100人いれば100通りの人生曲線。10人ならば10通りの人生曲線。
これは互いのシェアしなければ気付けない視点です。良し悪しでなく、人と比べることなく、再度、自分を振り返る際の軸に加えることができそうです。

しかし、人生曲線の作成は一回限りではありません。毎年更新していくことに価値があることを、先日に反省したばかりです。

よく見ると2023年に更新されているのです。
「今、ここだから・・・あと〇年たつと65歳、そして、ここが70歳でしょ!」と。
いやー、驚くとともに、大変刺激を受けました。こうやって内省を続けなければならないのかと。

今回のワークショップでの気付きです。

■行動だけでなく、感情や気持ちを思い起す

人生曲線では、「幸福度が上がった時・下がった時」を振り返っていきます。当時のエピソードを深掘っていく時に、感情も同時に振り返ることが大事です。
しかし、感情は、1人ではなかなか言語化できません。仲間との質疑応答から、頭が整理されていきます。そのプロセスは、自分の振り返りだけでなく、他者の振り返り方法がまちまちなため、とても参考になります。
右脳をぐーっと使うことで、思い起こしていくのです。
そして、その気持ちから、「今、あらためて当時のことを考えると、本当は〇〇だったのかもしれない」と思えてくるのです。

■自分で選んだ道は、記憶に残っている

自分が決めた!

と思うエピソードは、色濃く記憶に残っているものです。

考えに考え抜いた結果!

なのでしょう。だからこそ、時間が立つと俯瞰的に見ることができるのです。

■価値観には具体的な根拠がある

価値観キーワードは、多少優先度が変わったりするものの、大きく変わらないものです。そして、キャリアと切り離すことができません。具体的なエピソードがどんどんと抽象化されていくイメージです。
進化させる、というより、定点で振り返るのがよさそうです。

自分のことは自分がよく知っている?と思いがちですが、自分を客観視することを意識していなければできません。

いつまでも、人生曲線を更新し、キャリアをアップデートしていきたいものです。


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