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#夏の香りに思いを馳せて【xuさん×riraさん企画に参加】七夕

大好きなお二人(xuさん×riraさん)の企画だもの。
コンプリート目指して!笑
『七夕』エッセイで参加させて頂きます。

我が家の子どもたちが小さかった頃、短冊にお願いごとを書いて飾る、という七夕のイベントは7月には必ずあるものだった。
保育園児の頃は、字の書けない年齢のときから、先生や、親(保護者)が代筆で書き、飾ってもらっていた。年長さんになると、覚えたての平仮名で、一生懸命に書く姿が本当に可愛くてたまらない。しかも、名前(例:ゆず)だけ書いて終わりの短冊も。私は根っからの親バカなので、そんな短冊さえも愛おしい。
そして、小学生になると、短冊にお願いを書くだけではなく、飾りも自分たちで行うように。当時、地域交流で、学童や市民センター、児童館でも同様に『七夕』行事は盛んだった。
子どもたちのお願いごとを見るのが大好きな私。自分勝手なお願いだったのが、だんだん、そうではなくなったり、また、自分勝手なお願いに戻ったり。サンタクロースへの手紙と間違えているような内容(○○が欲しい、とか)もあって、思わず、クスっと笑ってしまうことも。
しかし、子どもたちは中学生になると、部活や遊びに忙しく、この、短冊に願いごとを書いて飾る、ということをしないようになっていった。大人が子どもたちを巻き込もうと考えた、地域交流行事よりも、楽しいことを見つけ、自分の世界を広げていく時期になったのだ。

逆に、私は自分が勤めている施設(分かりやすく言えば老人ホーム)で、この七夕行事を行う側に。年長者様や、ご家族の短冊がメインだけど、職員や、職員の家族も書いて飾ってもいいことになっていた。子どもたちに短冊を持ち帰り、「お願いごと、書かない?」と聞いたけど、「書かなーい」「興味なーい」と振られてばかり。しかし、一度だけ、長女が「○○高校合格」と書いて、「これ、飾っておいて」と、ぶっきらぼうに言ったことがある。そこで、私は初めて彼女の志望校を知ることに。彼女の偏差値では合格ラインに全く足りていない進学校の名前だったけど、彼女の決意を感じた瞬間。このときの短冊、実は、施設での七夕行事が終わったあと、そっと持ち帰った。高校受験が終わるまで、なんとなく捨てる気になれなかったから。その後、無事に志望校に合格。七夕のお願いごとが叶ったのだ。そうか、七夕のお願いごとって叶うものなんだなー。

そうそう、七夕行事って、家族だけで行うイベントではないから、(大人になると)お願いごとを書くときに、少し考えてしまうことってありませんか?
こんなこと書かない方が良いかな、とか、こっちの方が当たり障りないかな、とか。
でも、今年、このnoteの世界で、短冊にお願いごとを書く機会を与えてもらい、そこに書いたお願いごとは、自分の気持ち、そう、素直に出てきた言葉を記すことが出来た。それはきっとnoteの世界ならではのマジックかもしれない。ここには、否定する人はいない。なので安心して書ける。
大人もお願いごとはあるし、そのお願いごとが叶ったら嬉しい。
どうか、今年の皆の『七夕のお願いごと』が、叶いますように。

今回、ステキな交流の場を作って下さったお二人の記事はこちらです。
しろくまきりんさんの企画は、募集終了しましたが、wisteriaさんの企画は、7月7日(木)までとなっています。

#夏の香りに思いを馳せて
#たなばた願いごと
#あなたは七夕に何を願う
この3つをコラボしたくて書いたエッセイですが、大丈夫だったかな?
xuさん×riraさん、よろしくお願い致します。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

ご縁ありましたらエッセイ本も読んで頂けたら嬉しいです💛

#企画参加
#エッセイ

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