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続・ザ・立石

ライブ本番前の精神統一のためにその辺をウロウロと歩き回るのが私のやり方なのですが、ライブ場が立石だと見どころ満載でサイコーです。立石はほんとにいいなぁ!

(前回の『ザ・立石』はこちらです↓)


ということでウロウロ好きな私を『ヒロコホンはあっこを見とけ!』と立石ノースサイドへと導いた音楽祭のドンがしきりに言っていた『ドトールドトール!』の場所。『焼肉・牛坊』の角をターンレフトしたのでした。


おぉぉ〜!

ちょっとのぞいただけでわけもなくドキドキします。曲がり角の『焼肉・牛坊』もけっこう要注目っぽかったのですが(たぶんここ絶対美味しい!)曲がり角の奥の『安いうまい』が「こっちだよ」とモーレツに私を呼んでいました。

呼ばれるがままに『安いうまい』に近づきました。なぜこんなにドキドキするのでしょう。その先が見えないのがさらにドキドキを増幅させますね。とりあえず『安いうまい』の前まで行くと、そこは突き当たりではなく道が曲がって続いていました。

おぉぉ〜

私が長らくお世話になっていたライブハウスがある東京都福生市の界隈にとても似ています。その場所は横田基地のすぐ近くのいわゆる赤線と言われる場所で、ここ立石のこのゾーンも音楽祭のドン曰く『立石の赤線』であったと。なるほどそうか、そうであったかー。歴史ここにあり、です。

もうほんとまんま福生だ。スナック御代とかディスコEddie'sの看板が見えてくるような気がするなぁ!と福生を思い出しながらクネクネの路地を進みます。

またクネクネ。

どんどん入り込んでいきます。そして路地はどんどん狭くなります。

前方になにやら濃度が高い箇所発見!

近くで見てみましたが、いろいろでした。おぉ!

そしてようやく出口です。

ゴールです。ふぅ!なんだかとてもドキドキしたよとドンに告げると『ちがうちがう!まだまだ!こっちこっち!』とようやく出た通りからまたすぐこのゾーンの別の路地へと引き込まれました。続きがあったか〜!

こちらも同じく狭いですね〜。
そしてこの辺りで『あー!ちょっと戻らねーとだ!んじゃゆっくり堪能してってなー!』と音楽祭のドンはぴゅーっと去っていってしまいました。

このゾーンの最もコアな場所にて突如一人になりました。とりあえずそ〜っとそ〜っと引け腰で進んで見ると、

スナックつかさの前で私と同じようにそ〜っとそ〜っとやはり引け腰でウロついている男の人と出くわしました。思わず目が合ってしまいましたが、お互い同じ引け腰同士というか、なんとなく同じノリでそ〜っとお互い会釈をし、それぞれの方向へそ〜っと引け腰のまま別れていきました。わはは!

特にこの一角は昔ながらの外燈とか木枠の窓とか、金属部分に星の模様が入っていたりとか、和と洋がミックスした独特の雰囲気を醸し出しているアパート仕様の建物があって大変に興味深かったのですが、住まわれている方もいるようだったので写真撮りはしませんでした。

このスナックつかさの建物の丸い柱からその雰囲気が伝わればいいなー。つかさの隣のスナック安芸側の側面にも丸い柱があってね、なんかモダンだよね。この柱の塗装が少し剥がれて下から赤いタイルが見えていたので、当時は赤タイル貼りのポップでハイカラな建物だったのかもしれないね。ちなみにつかさ側の側面はめっちゃ日本家屋でございました。

ということで、また元のドトールドトール!のところへ戻り、同じルートでもう一周復習をしましたよ。てゆーか、この細い路地は教えてもらえなければ気がつけなかったよなー!立石、奥が深いなー!


ということで、立石立石書いていたら愛知屋のコロッケがめちゃくちゃ食べたくなってしまいましたので最後に愛知屋の写真を載せてと!


音楽祭のドンよ、ご案内ありがとうございます!


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2023年2月26日(Sun) ヒロコフォンビールタイムvol.22@渋谷公園通りクラシックス

2023年のライブはソロからスタートです!一人パフォーマンスで純度をバリバリ上げて行きますヨ。どうぞよろしくお願いいたします。


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