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愛しい赤子を摘みに🍓



ついに今年もこの季節がやってきた。

いちごが可愛さを本領発揮する季節。


いちごビュッフェやいちごフェアがあちらこちらで開催されたり、ケーキ屋さんでいちごのケーキがたくさん並べられたり。


それに伴い、世のおなごたちが瞳を輝かせ、口角を上げ、声高に「可愛い〜」と鳴く。

私も無意識に「可愛い〜」と叫び、自分のなかにある乙女さにびっくりする。



けれど、それくらい、いちごの可愛さって無条件なんだと思う。


ということで、母と母の職場の方お2人といちご狩りに行ってきた。

2つのハウスに5つの品種。

定番の「紅ほっぺ」や、熊本県の品種である「ゆうべに」「ひのしずく」をはじめ、2017年に誕生した新顔の「恋みのり」、私の住む地域ではここの農園でしか栽培されていないという「おいCベリー」。

どれもそれぞれの可愛さ、それぞれの美味しさ、それぞれの香りがあった。

特に私の心を射止めたのは「ひのしずく」

食べ比べてみると驚くほど違う果汁の量。
そして、上品な香り。

水分をたっぷりと含んでジューシーで、甘みと酸味の中にフワッと香る、愛らしさと上品さを兼ね備えた香り。

(ちなみに、母は香りが強いのは好みではなかったらしく「いちごの香水を飲んでるみたい」と言っていたけれど、「いちごの香水!!!なんだその素敵なコメントは!!」と思った。なので使わせていただきますね↓)


「いちごの香水みたいだった☺️」。

私は果物がもつ上品な香りが好きなのかもしれない。マスカットとか青リンゴとか。
爽やかで上品な香りがする。

「ひのしずく」に次いで好きだったのは
「おいCベリー」(母は「おいCベリー」がお気に入りだったそう)

おそらくこちらが「おいCベリー」


ビタミンC含有量が「さちのか」の約1.3倍、「とよのか」の約1.6倍で、ボリフェノール含有量も高いらしい。その通り、味の濃さがダントツだった。


少し小ぶりで、その小ささにいちごの全てがギュッと詰まっていると思うとさらに愛おしい。欲をいえば、名前をもっと可愛くしてほしい…🙊

そのほか、熊本県の「ゆうべに」は食べ慣れた安定の美味しさ、
「紅ほっぺ」は中心まで真っ赤で“王道王様きらりん苺”という感じで、
恋みのりは丸くて大きく、ハート形もあり、「ひのしずく」とは違った甘い香りもあり、ひと目見たら「恋!!!きゅん!!!」となってしまう。

(食べ比べてみたら絶対にわかっていただけるはず、、言葉では難しい!)

恋みのり
ハート形?恋みのり


4人で行ったけれど、それぞれが単独行動でいちごを摘む、そのスタイルがとってもありがたかった。


自分のペースでいちごと向き合えて、思う存分いちごを食べることができた。
いちごをお腹いっぱいになるまで食べたのは初めて、自分がいちごになっちまうんじゃないかってくらい食べた。


ちなみに「ひのしずく」レーンの隣が「おいCベリー」レーンで、私にとってはその間の道が花道。


ひのしずく→おいCベリー→ひのしずく、と口の中へ交互に詰め込む最高な時間が自然と生まれました☺️☺️☺️

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ぶんぶん🐝



そして、次の日は摘んできたいちごたちで、「4種のいちごタルト」

紅ほっぺ、ひのしずく、
恋みのり、おいCベリー


軽くローストしたいちごは甘みを増し、果汁の甘酸っぱさとタルトのサクサク感にキュンとする美味しさだった。


2日目、冷蔵庫に取っておいたいちごタルト1切れ。

タルトのサクサク感はそのままに、ひんやりしたいちごが1日目よりもダマンドと馴染み、美味しすぎて「生きててよかった〜!」と思った。


今年の春、まだ始まったばかりなのに、今のところたくさんの春を感じられていて幸せ。

4月らしい春、5月らしい春(初夏?)、
これから訪れる春の楽しみも待ち遠しいなあ…!


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