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チョコモナカジャンボ愛


夏だからアイスの話をしたい。


というより、チョコモナカジャンボの話をしたい。私が一番好きなアイス、チョコモナカジャンボの話を。


昨年、発売から50周年を迎えたチョコモナカジャンボ。

ジャンボの人生の中に、私は半分もいないけれど、私の人生の中にはずっとジャンボがいる。


3歳の頃、運動会のご褒美にチョコモナカジャンボを買ってもらい、ドロドロに溶けたアイスがモナカの隙間から垂れてこようとも笑顔で歌う映像が残っているし、


4、5年前にテレビで放送されたアイス総選挙では、テレビの前で胸に手を当てながらジャンボの1位を願った。


スーパーカップに1位を奪われ悔しさが募るも、3位だったチョコモナカジャンボに、
「大丈夫、1位になれなくたってジャンボには私がいるから!私の中ではずっとジャンボが一番だよ!!」と一生分の愛を誓った。


そんな私は今年の夏もチョコモナカジャンボを買う。

夏に限らず、いつもチョコモナカジャンボを買う時、私はブラインドタッチでモナカの状態を確認するモナカパトロールをしている。

少しでもモナカの屈強さに欠けを感じると、

「スーパーの搬入口から冷凍庫まで遠いのでは?」
「店員さんがアイス補充に時間をかけすぎたのでは?」
「補充中お客さんに声をかけられてアイスを放置していたのでは?」

とあれこれ考え、

「ジャンボのモナカは一度死ぬと戻らないのに!!(たぶん)」

とひとりでフガフガしている。


けれど、この日、これは、、、!?!?!
という手触りが確かにあった。


急いでレジを済ませ、小走りで駐車場を駆ける。車のエンジンをつけ、クーラーの風量を最大にする。

秒で撮る

「溶けちゃう溶けちゃう!ジャンボ生きてて!」と言いながら開封し、ひと呼吸ついて、ブロック1列目右上のジャンボを齧る。

「バリバリバリ〜〜〜!!」

快感...! 最大の幸福音...!!

パリパリを通り越してバリバリバリ〜〜!だし、チョコのパリパリ感も心なしか増している気がする。

最大風量にしたクーラーの風で舞うモナカさえ愛おしかった。

袋の裏に掲載されたジャンボの美味しさの秘密を知るQRコード。
私はこういうものを見るとつい探りたくなってしまう質。
この日ももちろんQRコードをカメラにかざして案内されたサイトを覗いた。


やはりジャンボの開発・改良に対する企業努力は凄まじい。

こだわりはパッケージに書かれたチョコの壁だけではない。
作りだめはせず、大量受注もせず、気候によって生産体制を変え、さらにあのパリパリの快楽は心電図や脳血流の数値等の測定によって計算し尽くされたものだった。



計算づくしの快楽アイス、脱帽です。


ジャンボのインスタグラムがあると知り、インスタグラムに飛ぶとジャンボ愛を全面に押し出したアカウントで思わずフォローした。
気になる方は見てほしいな。


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チョコモナカジャンボを愛するがゆえ、バニラモナカジャンボを食べた記憶が思い出せないほど色褪せていたので、バニラモナカジャンボを食べた日のことも記そう。

バニラモナカジャンボCMの関ジャニ∞さんによる「バニラモナカジャンボってチョコなしのチョコモナカジャンボじゃん、ぜんっぜん違います」がひたすら脳をよぎるし、その度に、「私はそんなこと思ってないよ〜」とバニラモナカジャンボを励ましていた。

いつものようにモナカパトロールをするも、妥協で選んだのでやはりパリパリは大正解ではなかったけれど、正解には近かった。


さっぱりとしたバニラアイス、おっしゃる通りチョコなしのチョコモナカジャンボではないし、なんと、バニラモナカのチョコの壁はホワイトチョコなんですね!!
しかも、主張しすぎないホワイトチョコ。

チョコモナカジャンボのチョコいらないけど、バニラモナカジャンボには興味ない、と思っているような方には是非とも食べてほしい。

そもそもパリパリのモナカアイス(市販)はなかなかないし、その裏には凄まじい企業努力があるんだから!

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もしチョコモナカジャンボが生産終了したら、私はきっとスーパーのアイスコーナーに物足りなさを感じてしまうのだろうな。

もちろん、毎回チョコモナカジャンボを選ぶわけではないし、他にも大好きなアイスはたくさんある。でも、チョコモナカジャンボにはずっといてほしいな!

チョコモナカジャンボ、永遠なれ!!!


注)私は、森永製菓さんの回し者では一切ありません。


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