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働き方改革はみんなで漢方薬を作ること!?最初の一歩を踏み出そう

昨日、とうとう「働き方改革法案」が成立しました。
働き方改革法案が成立したことにより、残業への罰則規制ができました。
会社にとっては、より一層「長時間労働の削減」に取り組んでいかなければならなくなりました。


すでに長時間労働の削減に取り組み、成功している会社も多くあります。
まとめられているサイト↓
https://bowgl.com/2017/07/24/workstyle-reform-examples/

でもこれ、こんなにいろんな事例があっても、なんか、本当にうまくいってるのかよ!?って思いません?

「こんなことやってもうちでは意味ないわ」
「そんなんできたらいいけどさー」
「現場から猛反対されるよ、こんなの」

多分、全部、思った通りです。

こんなことをやっても、うちでは意味がないかもしれません。
そんなことできないかもしれません。
現場からは猛反対されます。

きっと、そうなんです。
いろんな企業の成功例が取り上げられていますが、その成功は、失敗するかもと考えながら取り組み、失敗を繰り返しながら、何とか見つけることができた成功例です。

一個の施策で「働き方改革達成~余裕ー!」みたいなことはまずないです。
いろんな施策を、少しずつ試して、失敗して、試して、失敗して・・・。
その中で成功したものがあったら、それを定着させ、会社内に広めていく。
それを繰り返していく。

働き方改革は色んなアイデアをたくさん複合させて、初めて達成できます。
そしてそのアイデアを生むのは、現場の人たち。つまり、あなたたちです。

普段から、

「こうなったらいいのに!」
「こうすればもっと早く帰れる!」
「俺のやり方でみんなやればいいのに。」

そんなことを思いませんか?

そんなアイディアを集結し、トライ・アンド・エラーを繰り返す地道な活動こそが、働き方改革です。
働き方改革には「これを飲めば治る」というような、特効薬はまだありません。
漢方薬みたいに自分たちにあう策を探し、服用し続けることで、じわじわと効果が表れるものです。

現場の労働者の皆様は、自分も当事者である意識をもって、日々アイデアを、漢方薬をつくりましょう!
そして、経営者幹部は、そのアイデアをしっかり聞きましょう!そして試しましょう!
全社的に進めるのはリスクが大きいと思いますので、試すときはトライアルチームのようなものを作るとよいでしょう。

働き方改革は、制度を決める話ではなく、自分たちの働き方を、自分たちの生き方を良くするためにあるはずです。

「ふーん、働き方改革法案、決まったんやー」

くらいの認識で終わらず、みんなが自分ごととして捉え、少しずつ改善するためにどうすればよいかを考えましょう。
大層なことを考える必要はないです。使いにくいマウスを良いやつに変えよう!とか、そんなんでいいんです。そういうちょっとした積み重ねです。

自分たちの理想の働き方を、生き方を実現するために、まずは一歩、一緒に踏み出しませんか?

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