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孤独とは一人でいることではなくて、生きる姿勢

下重 暁子さんの著書、「極上の孤独」からの一節です。


ネットを介せば、いつでも誰とでもつながることができる現代社会です。このコロナ禍で、会いたいときに会えなくなったことで、孤独を余計に感じる人も増えたかもしれません。

コロナ前は上司や会社の愚痴を言い合い、「憂さ晴らし~!」なんてやっていた人も今は、そういう飲み会すらできません。オンライン飲み会で時間とお金を使う人もいるのかもしれませんが。

結果を出している経営者やリーダーはいつも孤独を感じながら生きています。否、孤独を感じていない人の方が多いかもしれません。

孤独とは、 寂しいとか、誰かに構って欲しいとか、自分と同じ辛い状況を味わわせたいとか、足の引っ張り合いやいがみ合いをしたいとか、そんなことから来るものではありません。

高い志や乗り越えたい何かがあって、葛藤と矛盾の中で自己否定を繰り返す。 その過程で、自分と他者との違いを洞察し、自分がすべきことを粛々とする。それが、他者から見ると孤独な人として映っているだけです。

真のリーダーは時に同志と集い、それぞれの胸の内を明かします。多くを語る必要もありません。


同じ想いを持った仲間がいる。

そう思えるだけで、孤独という言葉さえも、全く違った景色となるのです。

「孤独とは自立を志向する人間の葛藤から生まれるスタイル。孤独は孤立しない。」

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