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「経済力学」初版 松尾浩一作 その1

 はじめに

 私が、経済力学について、初めて論じたのは、「最新版 科学小説 ~熱力学的エントロピーの正体~」という作品の中であった。そこで、私は、熱力学を経済に応用した試みによって、初めて「経済力学」について、論じるに至った。

 経済というのは、お金の流れのことであり、お金にも、経済というお金の流れが生じるのであるから、私は、熱の流れと同様に、お金の流れである経済についても論じることができると考えたことが、そもそも経済力学の始まりだったわけである。

 そして、お金の持つエネルギーについても、熱のエネルギーと同様に、物理学的な理論によって、論じることができると、私自身が、考えるに至った時から、この「経済力学」という新たな学問は、始まったのである。

 その時から、私が、お金の持つエネルギーによって生じる、お金の流れによって、経済が成り立っていることについて、この事実を、理論的に説明する試みを行うために、「経済力学」という学問を新たに考案して、私自身で、研究を始めたのが、この「経済力学」という学問である。

 そして、この本は、その「経済力学」についての最初の書物という位置づけで書かれた本であるということで、「経済力学」初版ということで、発表するものである。

 これから、「経済力学」について、私が、これまで、研究してきた内容について、体系的に構築する作業に入りたいと思うが、この本を読んでいただいた皆さんには、「経済力学」を体系的に学べる本として、この本をぜひ活用していただけるように、私は、努力を惜しまずに、最後まで、丁寧に、作り上げていくつもりである。

 ぜひ、楽しみながら、この「経済力学」について、学んでいただきたいと思う。


 令和6年1月5日 「経済力学」初版 作者 松尾浩一


 「経済力学」

 §1.「経済力学」とはどのような学問か?

  経済は、お金の流れのことであり、お金は、価値という一種のエネルギーを持っています。つまり、経済というお金の流れは、お金の持つ価値というエネルギーによって、形作られているのです。そのお金の持つエネルギーによる経済を、自然科学的な視点によって、明らかにしようという試みから生まれた学問が、「経済力学」という学問です。

 例えば、お金は、金融機関に預けておくと、金利によって増えます。それは、「お金には金利という価値のエネルギーがあるために増える」という考え方ができます。また、そのお金を使って、物と交換することもできますが、その交換にも、お金の価値が関係してきます。そのような、お金の持つ価値というエネルギーによって、お金は流れて、経済が生まれます。

 そして、そのお金の持つエネルギーによって増えるということは、お金の持つ金利というエネルギーが仕事をして、お金が増えると考えることもできます。また、お金と物の交換によっても、お金が増えることがあります。それも、お金が、交換という仕事をするため、お金が増えるのです。

 そのように、お金は、お金の持つエネルギーによって仕事ができるのです。そのお金の持つエネルギーによって、経済が生まれると考え、その経済を、自然科学的に明らかにする試みが、「経済力学」という学問であるということになります。そして、この「経済力学」によって、経済現象についても、自然科学的に、明らかにできると、私は考えています。

 そして、経済を自然科学的に明らかにしていくことができれば、経済に関する予測も可能になるということです。つまり、「経済力学」を学ぶことで、経済的な予測が可能になるという点において、「経済力学」を学ぶ、意義があると言えると思うのです。

 これから、私のこれまでの研究によって、明らかになっている、経済に関する自然科学的な見解を明らかにしていく試みを行なっていきますが、この「経済力学」によって、経済というお金の流れを、きちんと、予測できるようになれば、計画的な経済というものが、資本主義や社会主義という国家主義とは全く関係なく、国家経済においても、可能になるという点において、非常に意義があるものになると、私は思っています。

 それでは、実際に、始めていくことにしましょう!

 













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