見出し画像

そっくりそのままお返しします

父親が、リビングを出た息子に向かって怒鳴った
「もっと静かに閉めろ!」

うるさくなんかない。
父親の閉めるときの音も同じくらいの音量だし。

そもそも、少し力を加えないと閉まらないように扉を細工したのは、父親だ。
閉まるときの「バタン」という音が気になるらしく、クッション材をやたら貼り付けているから、閉まりづらいのである。

父親も、息子も、静かに扉を閉めることはできないのだ。
私なんて音がしないようにそぉっと開け閉めできるけれども、そうする気はないらしい。

バタンと扉を閉める音量 < 怒鳴る声量

なので、怒鳴り声のほうがストレスである。

─────────────────────

こどもを怒鳴る声、暴言が、私は大嫌いだ。
そんな私もこどもに怒鳴ったことは何度もある、だがそれが嫌だった。

たくさん反省している、今でも。
こどもからも傷ついた、嫌だったと訴えられたし、これで怒鳴ることをやめない理由はなかった。

だから今は怒鳴ることはほぼない私。

怒鳴り声で誰かを支配することはできないのだ。
人も、動物も。

この父親、警察・児相が入り、一人のこどもに対して「あなたのやっていることは精神的虐待です」ときっぱり言われても
他の子に対しては同じ態度─則ち虐待─を続けると宣言し、それを続けている。

こどもたちは成人したので、過去のように児相を通して通報されることはない。
だがこどもたちは確実に成長をした。そんな父親に対し、怒鳴られても無視を決め込む。

自分の態度のせいで、自身が相手から無視されていく。

怒鳴っても、誰にも届かないよ。
だけど私はもう知らないよ、何度も警告したもの。
それに対して聞く耳持たずだったんだから。

こどもに怒鳴る前に、まず自分が変わらなくちゃね。
たとえ、自身がそのようにしか育てられなかったとしても、それはただの言い訳であり、大人としてできることをやっていないのだから…


動物好き?
聞いて呆れます…我が子一人もまともに育てられないどころか、どなりつけるなんて、ねぇ…。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?