天王星が逆行します。
天王星は牡牛座にいますが、2018年天王星が牡牛座入りした時に広まった言葉。

「本物しか残らない」

本物って何？
本物も偽物もないでしょ。
真面目に生きないといけない。

など、色々な情報や考え、想いが世にありました。

その頃はまだ、みんなで集って億万長者になろう！のようなキラキラ起業が流行っていたか、少し下火になってきた頃だったと思います。

牡牛座は物質的なものを象徴するので
ハリボテの成功を求めたり
ただただお金を儲けたいような人は淘汰されていく、というようなイメージで捉えられることも多かったのです。

あとは本当に霊能力がある人しかスピリチュアルな仕事で残れない、みたいなものもあったと思います。笑

ハリボテの成功も、ただただお金を儲けることに意識を向けることも
霊能力がないのにあると偽って商売をすることも、自他ともに嘘をついています。

私はただお金を儲けることが魂の設定なんだ！という人はいません。
心身もボロボロ、人間関係もむちゃくちゃでいい、人に嘘をついてでも
お金だけ稼げればいいというのが魂の想いなんだ！という人もいません。

本物を作る職人！みたいな人がいますが
人自体に本物も偽物もありませんから
本物しか残らない、を突き詰めると「自分に嘘をついて生きられない」ということなんですね。

牡牛座天王星は、心を偽っていたものを真実に変えていくような時。
天王星逆行はその見直し。

だから、見直せば見直すほど「私が変わっていく」のです。
価値観がバリバリ音を立てて壊れ、新しい価値観が構築されていく。

それは「変わる」というより「本来の自分に戻る」ということ。

ただ、「これは私らしい価値観だ」と思って新しく構築しても
実は違っていることもあります。

私たちは常に人の影響を受け、情報に心を揺さぶられ、惑わされるので
多くの人が「自分がわからない」のです。

しかし何事も一朝一夕でインスタントに構築できるものでもなく
時間をかけて日々をゆっくりじっくり味わうことでしか
本当の自分（価値観）とは出会えなかったりします。

ゆっくり、自分と出会っていけばいい。

自分ではない生き方をしていると、生きづらかったり苦しいです。

誰かから見てどうなのか、一般的にどうなのかではなく
自分が幸せって思っていればいいんじゃない？

正しいか間違っているかではなく
私が心地よければいいんじゃない？

そんな風に、2018年牡牛座天王星入りから
そんな改革をずっと進めてきたのですね。

「私が心地よい生き方なのかどうか」で幸福度は決まります。
誰かのものさしには自分の幸せはありません。

2024年、冥王星が水瓶座に入る１月末頃まで逆行は続きます。

私の幸せ、私の心地よさ。
私だけの幸せと心地よさをアップデートすること、変わっていく自分をどんどん許していきましょう😊