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新型コロナ禍のため永明さんの孫🐼カナダのダーマオ中国へ返還前倒し

先日のニュースで、カナダ・アルバータ州のカルガリー動物園のジャイアントパンダ2頭が新型コロナウイルスの影響で中国に返されることになったと発表されました。

理由は、餌である笹を中国から輸入できないためとのこと。

パンダには新鮮な笹が一日40キロ程度必要といわれています。この竹を、今までは、中国から空輸していましたが、新型コロナウイルスの影響で直行便の運航が止まり、供給できなくなってきていたそうです。

当然ながら、カルガリー動物園では、ほかのルートを探したのですが、そちらも不安定なようで、もともと返還予定であった2023年を3年前倒して返すことになったそうです。

返還されるのは、10年間の契約で中国から貸し出されていた雌のアルシュンと雄の「大毛(ダーマオ)」の2頭です。

ダーマオは日本の和歌山県アドベンチャーワールドに暮らす、飼育下での自然交配で世界最高齢記録続行中のパンダ「永明(えいめい)さん」と、梅梅の長男「雄浜(ゆうひん)」の子供です。つまり、永明さんの孫にあたります。

(いつもは可愛い永明さんですが、たまにとても渋い表情をなさいます。
ヘッダーにはそんな永明さんを貼ってみました。)

雄浜は、2001年12月17日にアドベンチャーワールドで生まれで、2004年6月に中国に返還されました。今も成都の🐼基地に暮らしていて、永明パパを受け継いで、イケメンビッグダディ街道まっしぐらだそうです。

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そしてこの雄浜の息子、つまり永明・梅梅夫妻の孫のダーマオは、2008年9月に中国で生まれ、2013年3月に奥様アルスンとトロント動物園へお引っ越ししました。

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そして、トロントでは2015年10月に双子パンダ、お兄ちゃんのジャーパンパンと、妹のジャーユェユェが誕生。こちらはつまり、永明さんと梅梅のひ孫にあたります。

こちら↓はトロントZOOのオフィシャルから双子の様子、お借りしました。

さて、その後、ダーマオパパ率いるパンダ家族は
2018年3月には同じカナダのカルガリー動物園に移りました。

そして今回、そこからご夫婦2頭が、中国へ帰されるということです。

アドベンチャーワールドでも新鮮でおいしい竹(あくまでもパンダの好みですけれど)を調達するのに大変な努力を成さ手チルようですが、竹林があるなし、はこんなにも影響するものかと改めて考えさせられました。

それにパンダの中にはグルメも多く、アドベンチャーワールドでいえば、筆頭はパパ永明さん、一番最近ではこんな具合↓。

そして次に、これいや、あれもダメ、と、竹をぽいぽいして、食べなさ過ぎてお腹痛い痛いになった、甘え子🎀結浜についてもお話したい所ですが、これはまた次の機会に。


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