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0093 行動できる人になるには

往復2時間近くの車の移動があったので
オーディブルで以下の本を拝聴。

「めんどくさがりの自分を予定通りに動かす科学的方法」
著者:竹内康二
出版:ワニブックス

いろんな難しい言葉が出てくるんだけど、
一つ覚えておくといいのは、

遠くで得られる報酬より、目先の誘惑に人間は負けやすいということ。

性質として、こういうものがあると認識しておくといい。

なので、行動できるようにするにはどうしたらいいかというと、
私はいいと思ったポイントは以下。

すぐに得られる結果を散りばめておく。
目標は小さく設定する。
結果を視覚化する。
ご褒美を与える。
さらに、自分を褒める。

とにかく行動するには、
行動のハードルを下げることが大事。

まずはスタートする。
初めてもなかなか集中できないとして、
それでも3回に1回は集中できる機会があれば、
打率3割くらい。
これって野球選手なら素晴らしい成果。

自分にもこれくらいで
めっちゃ褒めたらいい。

でも、始めなかったら、結局何も変わらない。

とにかく始める。
始められたら褒める。
始めやすいように、
最初の行動、一歩をめちゃくちゃ簡単なことにする。
簡単なことにするには、
やる作業を細分化する必要がある。

そうだ、これもSEだったらみんなやってるはず。
WBSっていう、
作業を細分化してスケジュールに落とし込むってことを
すると思うんだよね。

結局、これが大事だ。

大きな目標に対して、
じゃあ具体的にはどんな作業があるかって
ブレイクダウンして考えていく。

競合調査のレポートを提出する
という目標だったとしたら、

調査する、
誰々さんに聞く、
結果をまとめる

などとなる。

調査するってのもブレイクダウンすると、
パソコンを立ち上げる、
検索キーワードを入れる、
結果をダウンロードする、
めぼしをつけて読む…
など。

誰々さんに聞くでも
誰に聞くか決める、
電話やメールでアポドリをする、
ヒアリング内容を事前に洗い出す、
会う場所をきめる…などなど。

ほんっと細かくできる。

ここまでイメージできることは
すんなり行動できるはず。

行動できないのって、
何をしたらいいのかはっきりしない。
もしくは、行動しても
すぐに結果が出なくて嫌になる。

みたいなところだよね。
だから、
行動できない時に見直すべきは、

行動そのものではなく、
その行動によって引き起こされる結果と
行動の細分化、
そして、行動した結果を可視化して褒める。
自分で。

他人に褒めてもらうことはもちろん嬉しいけど
それは、自分で制御できない。

相手はいいと思ったら褒めてくれるかもしれないけど
そもそもみてもらってなかったら
褒めてもらえない。

頑張ったのに褒めてもらえない
ってなったら、
次頑張る気がなくなるので
自分で褒める。

ここまでよくやった。
得意なことがわかった。
苦手なことがわかった。
前回より効率が良くなった。
まずは取り掛かったことがえらい。
などと、自分が嬉しい言葉をかけてあげよ〜!

あとは気になったキーワードとしては、
セルフコンパッション、
レジリエンス、
消去。

たとえ自分が頑張ったとしても、
その行動の前後で何も変わらなかったら、
だんだん行動する気がなくなる現象を
「消去」というらしい。

これは企業で勤めている場合とかに多いよね。

自分が良かれと思って
こうしたいです!などと提案しても
採用されず、変化がない。

これが繰り返されると
もう提案すらしなくなっちゃうってやつ。

学習性無力感でもあるな。

仕方のない部分もあるかもだけど
そうやって
やる気のある人の気力を削いでいくことは
私はしたくないなと思うこの頃。

それでは。
私は、つい他のことに意識が向いてしまって
やるべきことができないので
その辺りはどうしたらいいか
改めて復習しながらきいてみたいと思います。

それでは。


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