iPadと紙のノートの使い分け方
iPadではApple pencilが使える。
それに、無料のノートアプリもたくさんあり、ノートはデジタルなので何ページも、ほぼ無限に作ることができる。
そう言われると、「じゃあ、紙のノートのなんてもう不要じゃない?」と思われてしまうこともしばしば。
けれど、幼い頃から文房具好き、紙のノートやメモ帳を愛しながら、根っからのAppleユーザー(なんとiPhone3Gの時から使ってます!)の私は、
iPadでノートも書くし、紙のノートも持ち歩いている。
両方を使いこなすコツは、実はとってもシンプルなもの。
もし、「iPadとApple pencilを買ってみたけれど使いこなせない」とか、「紙のノートをやめてiPadに全てまとめようとしているけど上手くいかない」、と思っている人は、ぜひこのページを参考にしてもらえたら嬉しい。
iPadでできること、紙のノートでできること
まず、それぞれの良いところ・悪いところを復習してみよう。
iPadの良さはなんといっても何ページでも作り放題の無限ノートが、たった一枚の板に全て集約できるところにある。
今はデジタルプランナーのアプリやPDF配布も多く、紙の手帳からiPadに移行した人もたくさんいると思う。
確かにiPadは便利だけれど、紙のノートには、実は紙にしかない決定的な良さがある。
それは、「デジタルよりも紙のノートに書いたほうが、記憶が定着しやすい」というもの。
私の場合は「記憶の定着」というよりも、どこに何を書いたのかすごく可視化がしやすいという点で、紙のノートが気に入っている。
iPadはバーチャル(仮想)上でページを管理しているから、どうしてもどこに何を何ページ目に書いたのかが直感的にわかりにくい。
しかし紙のノートを使うと不思議に、「あの内容はだいたいあのあたりに書いたな」ということがピンとくるのだ。
きっとこのトリックが、「紙の方が記憶に残りやすい」理由なのだろう。
では、実際に私がどういうふうに、iPadと紙のノートを使い分けているか、お話ししていきたいと思う。
(私の使い分け方) iPadと紙のノートの特徴をどう活かすか
あくまで私の使い方の例だが、
iPadは「たくさん書く予定のあるテーマ」のもの
紙のノートは予定・ビジョン・ブレインダンプ・メモ・タスク管理
というふうに使い分けている。
例えば「たくさん書く予定のもの」とは、英語勉強だったり、ブログネタの構成だったり、そういうテーマの定まったものを書いている。
英語勉強はたくさん単語を書いたり、何度も文章を書くことによって覚えたりするので、これを紙のノートでやってしまうと、すぐに使い切ってしまう。
ちなみに、前の文章に「記憶はデジタルよりも紙のノートのほうが定着しやすい」と書いたが、本気で勉強するのなら紙のテキスト+紙のノートがやっぱり最強だと思う。
でも、私はそういう本気の勉強ではないため、この辺りには目を瞑っている。
一方で紙のノートには、その日のスケジュールやタスク、モチベーションを保つための言葉を書いたり、ちょっとしたメモ、頭の中をスッキリさせたい時のブレインダンプなどに使っている。
試しにiPad一つにまとめたくてやってみたのだが、「すぐに書き込めない・開きっぱなしにできない」という点が気になった。
紙のノートの良さは、1秒で開けてすぐに書き込みができ、ノートをバッテリーなど気にすることなく開きっぱなしにできるところにもある。
私は毎日のスケジュールやタスクをいつでも見れるようにしておきたいし、今日1日を頑張るためのモチベーションもさっと確認しつつ、今後のビジョンなども書き込んでワクワクしたい。
「ワクワクできる」というのはiPadじゃできなくて、紙のノートだからこそ、書くたびにページが増え、より「成長できている」という実感が、何より私に自信を持たせてくれる。
iPadだとなんだか味気がないのだ。
簡素に言い換えるなら、
iPadは「専門分野の研究ノート(英語、ブログ…etc.)」
紙のノートは「自分専用の秘書(ワクワクノート)」
とも言えるかもしれない。
デジタルもアナログも両方使えれば一番いい
私はどうしても考え方が極端になりがちで、
デジタルならデジタル、アナログならアナログ、みたいに、ノートをどちらかにまとめないとと考えていた。
でも、今回「デジタルの良さ、アナログの良さをそれぞれ活かす」と思い切って決めたところ、両極端にならずに済んでいる。
iPadは外付けキーボードが使えたりして、PCライクのようにも使える。
それでいてApple pencilで書き込みもできるのだから、ついつい「iPad一つでなんでもやろう」というふうに考えてしまう。
↓ iPadのキーボードを買った話
しかし、iPadにも、紙のノートにも、そしてiPhone、Macbookにだって、それぞれの良さや特徴がある。
迷った時には、それぞれの特徴を活かした使い方が一番シンプルで、実は使いやすいのかもしれない。
参考になれば幸いです。
⬇️ 「なんでも書くノート」を紙で始めるのおすすめしてます。
18年一緒にいた夫(発達障害/躁鬱/アルコール依存症持ち)と離婚することになりました。離婚して新しい一歩を踏み出すまでを投稿します。