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iPadと紙のノートの使い分け方

iPadではApple pencilが使える。
それに、無料のノートアプリもたくさんあり、ノートはデジタルなので何ページも、ほぼ無限に作ることができる。

そう言われると、「じゃあ、紙のノートのなんてもう不要じゃない?」と思われてしまうこともしばしば。

けれど、幼い頃から文房具好き、紙のノートやメモ帳を愛しながら、根っからのAppleユーザー(なんとiPhone3Gの時から使ってます!)の私は、
iPadでノートも書くし、紙のノートも持ち歩いている。


両方を使いこなすコツは、実はとってもシンプルなもの。
もし、「iPadとApple pencilを買ってみたけれど使いこなせない」とか、「紙のノートをやめてiPadに全てまとめようとしているけど上手くいかない」、と思っている人は、ぜひこのページを参考にしてもらえたら嬉しい。



iPadでできること、紙のノートでできること

まず、それぞれの良いところ・悪いところを復習してみよう。


👌iPadノートの良いところ
・何ページでもノートが作れる
・PDFなどの上から書き込みができる
・検索機能が使える
・セキュリティ上誰かに見られる心配がない
・Apple pencil一本で色々なペン、ツールが使える
・iPadを紛失、破損してもクラウド上にupしていれば安心
👎悪いところ
・眼精疲労が強くなる
・たくさんの機能がありすぎて混乱する
・充電の減りが気になる
・本体代が高い
・本体が重い

👌紙のノートの良いところ
・目に優しい
・ノート一冊とペン一本で気軽に書き出せる
・持ち運びが軽い
・どのくらい書いたか可視化しやすい
・デジタルよりも記憶に定着しやすい
・とにかく低コストで書ける
👎悪いところ
・保管に困る
・ペン、ノートのリフィル代が都度かかる
・セキュリティ上のことが気になる
・水濡れや火災に弱い

iPadの良さはなんといっても何ページでも作り放題の無限ノートが、たった一枚の板に全て集約できるところにある。

今はデジタルプランナーのアプリやPDF配布も多く、紙の手帳からiPadに移行した人もたくさんいると思う。

確かにiPadは便利だけれど、紙のノートには、実は紙にしかない決定的な良さがある。

それは、「デジタルよりも紙のノートに書いたほうが、記憶が定着しやすい」というもの。

私の場合は「記憶の定着」というよりも、どこに何を書いたのかすごく可視化がしやすいという点で、紙のノートが気に入っている。
iPadはバーチャル(仮想)上でページを管理しているから、どうしてもどこに何を何ページ目に書いたのかが直感的にわかりにくい。

しかし紙のノートを使うと不思議に、「あの内容はだいたいあのあたりに書いたな」ということがピンとくるのだ。
きっとこのトリックが、「紙の方が記憶に残りやすい」理由なのだろう。


では、実際に私がどういうふうに、iPadと紙のノートを使い分けているか、お話ししていきたいと思う。


(私の使い分け方) iPadと紙のノートの特徴をどう活かすか

あくまで私の使い方の例だが、

  • iPadは「たくさん書く予定のあるテーマ」のもの

  • 紙のノートは予定・ビジョン・ブレインダンプ・メモ・タスク管理

というふうに使い分けている。

例えば「たくさん書く予定のもの」とは、英語勉強だったり、ブログネタの構成だったり、そういうテーマの定まったものを書いている。
英語勉強はたくさん単語を書いたり、何度も文章を書くことによって覚えたりするので、これを紙のノートでやってしまうと、すぐに使い切ってしまう。

ちなみに、前の文章に「記憶はデジタルよりも紙のノートのほうが定着しやすい」と書いたが、本気で勉強するのなら紙のテキスト+紙のノートがやっぱり最強だと思う。
でも、私はそういう本気の勉強ではないため、この辺りには目を瞑っている。


一方で紙のノートには、その日のスケジュールやタスク、モチベーションを保つための言葉を書いたり、ちょっとしたメモ、頭の中をスッキリさせたい時のブレインダンプなどに使っている。

試しにiPad一つにまとめたくてやってみたのだが、「すぐに書き込めない・開きっぱなしにできない」という点が気になった。

紙のノートの良さは、1秒で開けてすぐに書き込みができ、ノートをバッテリーなど気にすることなく開きっぱなしにできるところにもある。

私は毎日のスケジュールやタスクをいつでも見れるようにしておきたいし、今日1日を頑張るためのモチベーションもさっと確認しつつ、今後のビジョンなども書き込んでワクワクしたい。

この厚みが愛おしい

「ワクワクできる」というのはiPadじゃできなくて、紙のノートだからこそ、書くたびにページが増え、より「成長できている」という実感が、何より私に自信を持たせてくれる。
iPadだとなんだか味気がないのだ。


簡素に言い換えるなら、
iPadは「専門分野の研究ノート(英語、ブログ…etc.)」
紙のノートは「自分専用の秘書(ワクワクノート)」

とも言えるかもしれない。


デジタルもアナログも両方使えれば一番いい

私はどうしても考え方が極端になりがちで、
デジタルならデジタル、アナログならアナログ、みたいに、ノートをどちらかにまとめないとと考えていた。

でも、今回「デジタルの良さ、アナログの良さをそれぞれ活かす」と思い切って決めたところ、両極端にならずに済んでいる。

iPadは外付けキーボードが使えたりして、PCライクのようにも使える。
それでいてApple pencilで書き込みもできるのだから、ついつい「iPad一つでなんでもやろう」というふうに考えてしまう。

↓ iPadのキーボードを買った話


しかし、iPadにも、紙のノートにも、そしてiPhone、Macbookにだって、それぞれの良さや特徴がある。

迷った時には、それぞれの特徴を活かした使い方が一番シンプルで、実は使いやすいのかもしれない。


参考になれば幸いです。

⬇️ 「なんでも書くノート」を紙で始めるのおすすめしてます。

18年一緒にいた夫(発達障害/躁鬱/アルコール依存症持ち)と離婚することになりました。離婚して新しい一歩を踏み出すまでを投稿します。