ほんとはだらしなくなかった息子(29/100)
※タイトルの(29/100)は、100日チャレンジの29日目という意味です。
どこかで読んだ「どんなことも、100日続けると世界が変わって見える」を体感したくてスタートしました♪
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息子(中2)が中学に入るときに出す書類の中に、「お子さんの長所と短所」を書く欄があった。
長所はたくさん思いついて書いたけど、短所?
唯一思いついたのが、「ちょっと、だらしないところ」
食べたものは食べっぱなし、飲んだものも飲みっぱなし、
脱いだものも脱ぎっぱなし、遊んだものも出しっぱなし(笑)
まぁ、よくあるっちゃーあるか。男の子あるある。
私は、すっきり片付いた部屋がよくて、片づけて~と、なんども言っていたし、子供に片づけを楽しくやらせる方法とか調べてたし、だけど自分がやった方が早いからと、けっこう、自分で勝手にサッサと片づけてしまっていた。
中学になり、自分の部屋ができた息子。最初はやっぱり、物が散乱してぐちゃぐちゃだった。だけど、私は彼の部屋に入りさえしなければ、気にならないから、そのままにしていた。
ある日、息子の片づけスイッチが入って、部屋がむちゃむちゃ綺麗に片付いていた。びっくりした。「すごいじゃーん!」
「やればできる」っていう言葉はあまり好きではないけれど、やればできるんだーって思った。そこからも、時折、彼のタイミングで綺麗に片づけているし、だんだん物が散乱しなくなってきてる感じ。もう要らなくなったものをごっそり積み上げて、「これ捨てておいてくれる?」と頼まれたりする。必要な収納とか、自分なりに考えて、「こういうの欲しいんだけど」と言ってきたり、「俺の部屋は殺風景だから、こういったおしゃれなポール(カバンや帽子をかける棒)が欲しい」と、部屋をデザインし始めたり。
あぁ、私は「息子の将来の奥さんが可哀想だ。ほんとは私がちゃんと片づけられる子に育てなければいけなかったんだけど…ごめんなさい。」なんて、思ってた。そう思ってたことこそ、本当に、ごめんなさいだ(笑)
私が、彼の、やるチャンスを奪ってきたんだな。
人から「やりなさい」と言われることって、ストレスだ。自分がそうだから。まぁ、言われても、やりたくなかったらやらなければいいだけの話で、それができる人にはストレスではないのかもしれない。でも私の場合は、言われたら気になるし、また怒られるのも嫌だから、やりたくなくてもやっちゃう。だからストレスなのだけど…
息子の場合は、どうだろう。
もしかしたら後で片づけようって思っていたのに、私から先に言われてやる気がそがれてしまっていたのかもしれないし、そもそも散らかってても気にならないタイプなのかもしれない。
だけど、自分の部屋をもった彼は、「自分で」片づけたいと思ったタイミングで、「自分で」片づけた。
今までは、自分で片づけようと思っていたとしても、「いつの間にか片付いている」(私が知らぬ間に片づけてたから)ということが繰り返されたために、そういうものだと、しみ込んでしまっていたから、片づけなかったのかもしれない。
なんにせよ、自主的に、やろうと思ったことをやるとき、人は一番ストレスなく力が出るものではないだろうか。
だとしたら、かもあきさんが「子供なんて転がしておけばいい」という、一見乱暴に見えるメッセージも、頷けるなぁって思う(笑)
かもあきさん(笑)サッバサバしてて、ほんとに面白い。そしてバッサリ斬ってくれるから、愉快痛快、泣き笑いしながら「そうだよね、そうだよね」って、「自分がやらなきゃ」と思っているものを手放そうって思うきっかけをくれている。
バッサバッサ斬る人だけど、そこにちゃんと愛を感じる。
形や見た目や表現方法がどんなであっても、愛のこもったものはちゃんとわかるんだな❤
あ、これ、息子がちっちゃいころ、私に書いてくれた手紙。
こういうの見つけるとまた、片づけ進まないのよねーぇ(笑)
なに書いてるかわかんない左上の三文字(笑)
ありがと❤ママも大好きだよ❤
今日は、サーフィン行く予定だったけど、朝の気分で「家の片づけしたい」と思ったからやめた。ぐちゃぐちゃ度合いがMAXになって、やっとスイッチが入ることが多い片づけ。MAXすぎて、どこから手をつけていいかわからなくて、息子に聞いたよね。「どうしたらいい?」って。
「わかんない」と言われた、その30秒後ぐらいに「要らないものをまず捨てたらいいんじゃね?」だって(笑)
ありがと、頼もしい息子よ❤
☆最後までお読みくださり、ありがとうございます☺☆彡
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