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愛はそこにある

先日、家族で旅行してきました。

その時、とある美術館の展示を観に行ったんですけど、とにかく次女(3歳)が落ち着きがなくて。

館内を走り回るし、順路も無視するし、注意しても怒ってキーキー言うし…。
収拾がつかないので、展示は夫と長女だけで観てもらって、私と次女は展示を半分も観ないまま、美術館を出て車に戻りました。

(ああ…せっかく来たのに展示は全然観れないし、お土産も買えない…。次女にはまだ早かったかな、行き先を間違えたかなぁ)
と、車内でひとり反省会。

しばらくすると、夫と長女も車に戻ってきました。
2人は展示を楽しんだようです。

私が
「展示、ほとんど観れなかったなぁ。1人で観てこようかな…」
と、迷っていると

「じゃあ、私と行こうよ」
と、長女。
夫も
「車で次女と待ってるから、行ってきなよ」
と言ってくれ、ゆっくり展示を観ることができました。

ちょっとしたことなんだけど、涙が出そうなくらい嬉しかったです。
長女も気を利かせて言ってくれたのでしょうね。

次女は、私達が展示を観ている間、車内でお昼寝していました。
慣れない車での旅行で疲れもあったのだろうと思います。
運転役の夫も、しばし休憩できたようです。

旅行中のひとコマ

家族って、無意識にお互いバランスを取りながらうまくやっているような気がします。

その根底にあるのは、ささやかな愛情と思いやり。
「愛されよう!」と躍起にならなくても、実は家族からたくさんの愛をもらっているんだなと感じます。

ちなみに、この後広い植物園や動物園に行って、次女は思う存分走り回ったのでした笑


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